髭脱毛の痛みを徹底解説!痛みを抑える2つの方法を教えます!
正直に言います。髭脱毛は痛いです。ただ耐えられる痛みです。
髭脱毛の痛みが嫌で、髭のないツルツル肌になることをためらってしまいますよね?
クリニック脱毛と光脱毛のいずれの脱毛も、髭を成長させる組織にダメージを与えて脱毛しますが、そのダメージを与える瞬間に痛みを感じます。
痛みの感じ方は脱毛する部位や、使用するレーザー機器によって異なっており、強いものもあれば、弱いものもあります。
この後、髭脱毛がどのくらい痛いかを体験するための方法もお伝えしていきますので、施術を受ける前に試しておくと心の準備ができます。
また痛みを抑える2つの髭脱毛の方法も合わせて解説していきます。ぜひ医療脱毛クリニック選びの参考にしてください。
ひげ脱毛の痛みはどれくらいか
医療レーザー脱毛による髭脱毛の痛みを表す例えとして、以下のような表現があります。
- 針が刺さるような痛み
- ゴムでパチンと弾かれた痛み
ダイオードレーザー(メディオスター、ヤグなど)による痛みは、肌の奥までレーザーが届くので、針で刺されるような痛みに感じます。
アレキサンドライトレーザー(ジェントルレーズなど)は、ゴムで肌を弾かれた痛みに感じます。
これらの痛みが、1~2回なら皆さんも平気だと思うのですが、10~15分は同じ痛みが続きます。
レーザー脱毛では目にレーザーが入らないようにアイマスクをするのですが、最初は痛みでアイマスクから涙があふれ出てしまうと思います。
レーザーの痛みを感じやすい部位
クリニックでのレーザー脱毛では、強い痛みがある部分と、さほど痛みがない部位があります。
痛みが強い順に、鼻の下、アゴ、アゴのした、ほほの順で痛いです。
鼻の下のヒゲ
髭脱毛の中で最も痛みを感じる部分です。太い髭が密集しているので、レーザーが多くの髭に反応して痛みを強く感じます。
唇の周りは神経がたくさん通っていることも痛みを感じやすい理由のひとつです。
施術する面積は狭く痛みの持続時間が短いのはせめてもの救いで、涙目になる確率が最も高い部分です。
あごのヒゲ
痛みの強さは鼻の下ほどではありませんが、あごと唇の下の部分も多くの神経が通っているため強く痛みを感じる部分です。
唇に近づくほど痛みが強くなる傾向があって、人によっては鼻の下よりも痛いという方もいます。
鼻の下よりも施術する面積が大きいためレーザー照射の回数が増えるので、痛みに耐える回数は鼻の下よりも増えることになります。
あご下のヒゲ
ほほと同じである程度の痛みはありますが、鼻の下やあごに比べると痛みはかなり少なくなる場所です。こちらも経験則で鼻の下の30%程度の痛みです。
ほほのヒゲ
ほほの髭脱毛はある程度の痛みはありますが、鼻の下やあごに比べると痛みが少ない部分です。経験則ではありますが鼻の下の50%程度の痛みです。
ひげ脱毛の痛みを体験する方法
髭脱毛の痛みを体験する方法でよく使われるのが、「輪ゴムをパチンと弾く」方法と「指でデコピンのように当てる」方法です。
私もクリニックでレーザー脱毛をする前に試してみましたが、痛みに慣れておくという意味で有効な方法でした。
新しい輪ゴムを使って、20~30cmほどの長さに伸ばしてゴムを伸ばして、鼻の下・あご・ほほ・あご下のそれぞれに向かって弾いてみてください。
輪ゴムで弾いた痛みはレーザー照射する範囲よりも肌に当たる面積が広いので、感じた痛みがピンポイントに集中して、ドンと強い衝撃がくると考えておくと良いでしょう。
もっと手軽なのは、指でデコピンのようにアゴや鼻下にやってみても近い痛みを感じることができます。
デコピンのようにやると、ゴムで弾くよりは連続してできるので、レーザーで連続して照射されている感覚を再現しやすいです。
ひげ脱毛の痛みを抑える2つの方法
実際に輪ゴムで弾いたり、デコピンを当てる体験をすると、痛みの感覚がつかめたと思います。
ここからは、痛みを抑えるための2つの方法があるので解説をします。
麻酔で髭脱毛の痛みを抑える
髭の脱毛の痛みを抑えるために、希望をすれば麻酔をしてもらうことができます。
髭脱毛で使われる麻酔は、全身麻酔のように完全に眠るものではなく、表面麻酔や笑気麻酔とよばれる2種類の麻酔があります。
表面麻酔は、脱毛する部分に麻酔を塗って麻痺させることで痛みを和らげてくれます。ただし表面だけのため、肌奥の毛乳頭をレーザーで熱破壊したときは痛みを感じます。
また、表面麻酔は塗ってから30分程度の待ち時間が必要なため、施術時間が長くなってしまい。あまり使われていないのが現状です。
笑気麻酔は、吸入して気持ちを鎮静させる麻酔です。
少しお酒を飲んだときのような感覚になるので、痛みへの不安が取り除かれて、リラックスして、髭脱毛の施術を受けることができます。アルコールに弱い人は、この麻酔が効きやすいです。
笑気麻酔は、痛みを和らげているわけではないので、痛み自体は感じます。
笑気麻酔をした場合は、意識がハッキリするまで安静にした後で、ふらつきやめまいが無いことが確認できたら帰宅することができます。
メディオスターで髭脱毛の痛みを抑える
麻酔以外で痛みが少ない脱毛をしたい方におすすめの方法は、メディオスターとよばれるレーザーによる脱毛です。
従来の髭脱毛で使われている医療レーザー脱毛器は、メラニン色素(髭の黒い色)に反応するレーザーを照射して熱を加えることで毛根を破壊します。
このときの毛根の破壊が痛みになります。
メディオスターが破壊するのは毛根ではなくて「バルジ」とよばれる場所で、髭を生成する細胞を作っている組織で、バルジは毛根よりも皮膚の浅い位置にあります。
皮膚の奥の位置にある組織を破壊するほうが痛みは強くなるので、毛根を破壊する従来のレーザー脱毛器よりもバルジを破壊するメディオスターのほうが痛みは圧倒的に少なくて済むのです。
ちなみに、メディオスターレーザーを使っている脱毛器には、メディオスターNextとメディオスターNextProがあります。
ひげ脱毛の痛みのまとめ
髭脱毛の痛みを知らずに脱毛を始めてしまった人の中には、痛みに耐えられず辞めてしまう人もいます。
せっかく大切な時間とお金を使ったのに、それが全く無駄になってしまいます。髭脱毛をする前に痛みを知っておくことはそうした失敗や無駄を出さずに済みます。
髭が濃くても、意外に耐えられる痛みだと私は思っているので、過剰に恐れる心配はないです!
痛みを抑える二つの方法は、脱毛クリニックによって導入していない場合もあります。
「痛い場合は、麻酔ができるのか?」
「メディオスターは導入されているのか」
ということを確認して、痛み対策を万全にしたうえで髭脱毛にトライしてください。