【男のセルフ脱毛】家庭用脱毛器は痛い?痛くない?気になる疑問を徹底検証
自宅にいながら、髭や体のムダ毛を処理できるのが、今大注目の家庭用脱毛器です!
- サロンやクリニックに通わなくていい
- すきま時間を活用してケアできる
- お店に行くよりコスパが良い
この3つの理由で、若い男性を中心にかなり根強い人気を集めているんですね。
しかし、いくら照射出力が弱い家庭用脱毛器であっても、「痛い」「火傷した」なんて口コミを、目にすることも少なくありません。
そこで今回は、家庭用脱毛器の痛みについて徹底検証しました!
痛みにまつわる気になる疑問も徹底的に深掘りしているので、セルフ脱毛を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
家庭用脱毛器は脱毛方法や部位によって痛みが違う
家庭用脱毛器は、近年高い人気を集めていることから、各メーカーからさまざまな商品が販売されています。
そこで、男性から人気の高い家庭用脱毛器を検証してみたところ、脱毛方法によって痛みの感じ方は大きく異なることが発覚しました!
また、脱毛する部位によっても痛みには大きな差があるんですね。
では一体どういうことなのか、さっそく見ていきましょう。
レーザー式はフラッシュ式より痛みが強い
家庭用脱毛器は、主に次の2つの脱毛方法にわかれます。
- レーザー方式
- フラッシュ方式
レーザー方式は、クリニックの医療レーザー脱毛と同じメカニズムです。
黒色のメラニン色素に反応するレーザーを使用し、ピンポイントで脱毛効果を発揮していくんですね。
フラッシュ式と比較すると、
- 照射威力が強い
- 脱毛効果が高い
この上記2つの特徴があります。
しかし、照射威力が高くて脱毛効果に優れているという事は、それだけ強い痛みを伴いやすいんですね。
一方、脱毛サロンでも使用されているフラッシュ式は、黒色のメラニン色素に反応させるメカニズムは同じものの、穏やかな脱毛効果を発揮するのが特徴的です。
一度にかかる肌への負担が少ないため、痛みに弱い人や不安が大きい人は、レーザー式ではなく、フラッシュ式を購入することにより、痛みを緩和できる可能性が高いでしょう
皮膚が薄い部位は痛みを感じやすい
上記でご紹介した、脱毛中の痛みが緩和されたフラッシュ式の脱毛器を使用していても、施術する部位によって痛みの感じ方は異なります。
なぜなら、人間の体の皮膚は部位によって厚みや脂肪のつき方が異なるからです。
例えば、皮膚の厚い背中や脂肪がたくさん付いているお尻などは、脱毛中に強い痛みを感じにくい特徴があります。
しかし、皮膚が薄い顔や脂肪の少ない骨に近い部位、さらにデリケートなVIOラインは、脱毛器から照射する熱が肌に伝わりやすくなり、瞬発的な痛みを感じやすくなるんですね。
家庭用脱毛器でヒゲ脱毛に挑戦しようとお考えの人は、たとえフラッシュ式を購入したとしても、ある程度の痛みがあることを覚えておいてください。
家庭用脱毛器で痛みを感じやすい人に多い共通点
家庭用脱毛器を使用している人の口コミを見ると、同じ商品を利用しているのに痛みの感じ方が異なるケースもありますよね。
なぜ、同じ商品の同じ照射レベルで脱毛しても、痛みの感じ方が人によって異なるのか不思議だとは思いませんか?
そこで、脱毛中の痛みを感じやすい人の特徴に着目してみると、次の3つの共通点がありました。
日焼けしている
家庭用脱毛器には、上記でご紹介したとおり、レーザー式とフラッシュ式の2種類が存在します。
どちらの脱毛器にも共通しているのが、黒色のメラニン色素に反応させる点です。
肌細胞を傷つけずに脱毛効果を発揮するため、脱毛器の多くは、黒色のメラニン色素を活用して発毛組織を熱破壊するように、できているんですね。
したがって、肌がこんがりと日焼けしている状態では、脱毛器が肌の色素に反応してしまい、軽い火傷状態を引き起こしてしまうんです。
肌が白い人と比較すると、熱を感じやすい分、痛みも大きくなってしまいます。
家庭用脱毛器を使ったセルフ脱毛に挑戦したいとお考えの方は、できる限り日焼けを予防することにより、痛みを緩和できる可能性が高いでしょう。
肌が乾燥している
家庭用脱毛器から照射されるレーザーや光からは熱が照射されます。
この熱エネルギーで発毛組織にダメージを与えていくのですが、肌が乾燥している人は水分量がもともと少ないため、熱を感じやすくなるんですね。
その結果、軽い火傷症状を引き起こしてしまい、脱毛中に強い痛みを感じやすくなります。
さらに、肌が乾燥状態に陥っていると、脱毛器から照射される熱を効率的に発毛組織へ届けることができなくなるため、同じ箇所を繰り返し何度も施術しなければいけません。
痛みを和らげたい方はもちろん、少しでも早く脱毛効果を実感したい人は、化粧水やボディクリームを使って、しっかりと保湿するように心がけてください。
脱毛部位を冷却していない
脱毛中の痛みを緩和するためには、脱毛前の冷却と脱毛後の冷却が、次の2つの理由によって必要です。
POINT?脱毛前の冷却 → 肌表面を麻痺させて痛みを感じにくくする効果を期待できる
?脱毛後の冷却 → 家庭用脱毛器から照射された熱で火傷状態を引き起こさないようにする
面倒だからと冷却をサボってしまうと、強い痛みを感じやすくなる傾向があります。
痛みを最小限に抑えるためにも、脱毛部位をこまめに冷やしてあげましょう。
家庭用脱毛器の痛みに関するQ&A
家庭用脱毛器を初めて購入する人は、痛みにまつわるさまざまな疑問がありますよね。
そこで、痛みに関するよくあるQ&Aを以下にいくつかまとめました。
脱毛中の痛みが気になって家庭用脱毛器をなかなか購入できない方は、ぜひ参考にしてみてください!
脱毛中はどんな痛みがする?
脱毛中の痛みは、
- 輪ゴムで弾かれたような感じ
- 熱いコップを肌に押し付けられたような感じ
このように表現されることが多いです。
痛みの感じ方は人によって異なりますが、瞬発的な痛みや熱さを感じる人が多いでしょう。
脱毛した後も痛い?
脱毛した部位は、保冷剤や冷たいタオルを使って冷やしてあげることにより、痛みが大きく緩和されます。
脱毛した後に継続する痛みを感じることは、軽い火傷のような状態を引き起こさないかぎり、ありません。
もし、脱毛後も痛みが続くようであれば、しっかりと冷やしてください。
なお、次のような状態を引き起こしてしまった場合には、皮膚科を受診しましょう。
- 赤く腫れている
- 痛みが2〜3日続いている
家庭用脱毛器でこのような症状を引き起こすケースは多くありませんが、肌質や体調によって稀に火傷状態を引き起こすことがあります。
顔の脱毛(髭脱毛)は痛みを感じやすい?
皮膚の薄い顔は、脱毛中に痛みを感じやすい部位です。
男性の髭脱毛の場合、
- 鼻下
- 口周り
このような部位は特に痛みを実感しやすいため、緩和策として「冷却してから脱毛する」「照射レベルを低くする」といった方法があります。
家庭用脱毛器・サロン・クリニックだと一番痛いのは?
痛みの感じ方は、一般的に次の順番となります。
POINT家庭用脱毛器 < サロン < クリニック
医療レーザー脱毛器を使用するクリニックのメンズ脱毛は、痛みを感じやすいです。
一方、フラッシュ式脱毛器を使用するサロン脱毛は、強い痛みを緩和できる傾向があります。
そして家庭用脱毛器ですが、こちらはフラッシュ式・レーザー式同様に、業務用と比較すると出力が弱いため、サロンやクリニックよりも痛みを感じにくいでしょう。
痛みを緩和する方法はある?
痛みを緩和する一番の方法は、やはり冷却です。
脱毛前と脱毛後にしっかり冷やしてあげることにより、痛みを大幅に緩和できます。
また、血行が促進されている状態で脱毛をすると、痛みや熱さを感じやすくなってしまうので、
- 激しい運動をする
- 湯船につかる
- お酒を飲む
脱毛前後に、上記のような行動をとるのは控えてください。
痛みに弱い人はどんな家庭用脱毛器が向いている?
痛みに弱い人は、レーザー式ではなくフラッシュ式の家庭用脱毛器を活用しましょう。
また、脱毛器本体に冷却機能が搭載されていると、痛みを感じにくい傾向があります。
家庭用脱毛器の痛みのまとめ
今回は、家庭用脱毛器の痛みについてご紹介しました。
痛みの感じ方には個人差があります。
しかし、脱毛は熱を使って発毛組織にダメージを与えていく作業です。
脱毛方法や部位によっても感じ方に違いが出てきますが、少なからず痛みを感じてしまうことがあるでしょう。
少しでも痛みを緩和したいとお考えの方は、体調の良い日に、冷却してから脱毛するのがおすすめです。
なお、脱毛前に長い毛が生えていると、火傷をはじめとする肌トラブルリスクが高くなります。
しっかりとシェービングしてから、脱毛に挑戦しましょう!