髭脱毛は5種類の方法がある!それぞれの特徴・費用を比較!

2017-10-19

髭の脱毛方法を調べると、たくさんの種類の脱毛方法についての情報に出会いますが、情報がバラバラでどのようなメリットやデメリットがあるのか比較しにくいです。

なので今回、脱毛の種類別に、それぞれの特徴(メリットとデメリット)と掛かる費用(相場)をまとめてみました。

髭脱毛に向かない脱毛方法もありますが、どれが自分に向いている髭脱毛方法かがわかります。

今回は脱毛をしているときの動画付きです!脱毛のイメージがかなりできます!

脱毛の種類

一時的な脱毛効果がある3種類
  • 除毛クリーム
  • ワックス脱毛
  • 光脱毛(エステ脱毛)
永久脱毛効果がある2種類
  • ニードル脱毛(電気脱毛)
  • 医療レーザー脱毛

よく言われる脱毛の種類は5つ。その中でも一時的な脱毛効果には3つの種類があり、永久的な脱毛効果には、2つの種類があります。

脱毛には5種類あって、どれがいいのかを解説していきます。

一時的な脱毛効果:除毛クリーム


いきなり否定から入ってしまいますが、除毛クリームは髭の脱毛には向きません。その理由は、肌トラブルを招く場合があるからです。

肌の表面に出ている体毛を溶かして取り除く除毛クリームは、ドラッグストアや通販で簡単に購入できるので、個人で手軽に除毛できます。

除毛クリームの使い方は、体毛を覆うようにクリームを塗布して、5分~10分ほど時間をおきます。

その間にクリームが体毛のタンパク質を溶かし、タオルや専用のヘラでなぞると毛がニュルニュルと取れていきます。

除毛クリームを使った動画は、かなり濃い腕毛ですが最後はキレイに除毛できて気持ちいい感じです。

体毛のタンパク質は、除毛剤に配合されているチオグリコール酸カルシウムや水酸化ナトリウムで溶かされるんですが、肌のタンパク質にも作用をするため、肌がヒリヒリとする場合もあります。

もともとは、女性向けの薄いムダ毛を除毛するものなので、濃い髭を溶かすには時間がかかってしまい、皮膚のほうが荒れてしまいます。

なので、デリケートな肌の人はもちろん、敏感な顔の肌にある髭の除毛には不向きなんです。

…というよりも使用は控えてください。

一時的な脱毛効果:ワックス脱毛

ワックス脱毛も髭脱毛に不向きです。おすすめしません。

その理由は、肌の負担が大きいのに効果はシェービングと大差がないからなんです。

ワックス脱毛は毛に水あめに似たワックスを塗布して、上から専用の薄い紙を置きます。

ワックスが乾いたところで毛の流れに逆らって紙をペラっと剥がすと、ワックスが体毛を抜き取る仕組みになっています。

「毛抜きで抜くよりも痛みが少ない」という人もいるんですが、たくさんの髭をいっせいに抜くので、特に肌の弱い人には不向きです。

また、全ての髭がすっきりと抜けるわけではなく、途中でちぎれてしまったり、抜け損ねたりして不均一になることもあります。

ワックス脱毛では、痛みに耐えて髭を抜いても、時間が経過すると元通りに生えてくるので、これから何度も痛みに耐えていく覚悟のある人だけトライしてください。

ワックスの購入費用は、3000円~5,000円ほどが相場です。

一時的な脱毛効果:光脱毛

エステサロンで行うレーザー脱毛は、もともと毛穴の引き締めなどの美容効果を狙った機器です。

なので、髭脱毛と同時に美容効果も期待できるというのがひとつの特徴です。

腕の広い範囲に光を当てて、脱毛をしている動画です。

ただし髭脱毛の効果はそれほど高いとは言えません。

というのも、本来はレーザー脱毛機器を扱うには医師免許が必要なんですが、エステサロンには医師免許を持つ人はいないためです。

そこで、誰でもレーザー脱毛機器を使えるようにレーザーの出力に制限をかけて安全第一にして、エステサロンで取り扱えるようにしています。

なのでクリニックのレーザー脱毛に比べると、光脱毛は脱毛力が弱くて、完全にツルツルになるまでに2カ月間隔の施術を3~4年程度かけて行う必要があるんです。

またエステサロンでの光脱毛は永久脱毛ではないため、それだけの努力をしても、また髭は元通りに生えてきます。

20~30代は薄い髭で若々しさを演出し、40~50代は髭を生やして渋い容貌で生活したいという方には向いている髭脱毛です。

中年になったら髭があるほうがカッコイイ!という方も多いですね。

光脱毛にかかる費用は、2年間で20回通った場合、相場は12万円前後です。

永久脱毛効果:ニードル脱毛(電気脱毛)


ニードル脱毛はニードルという名のとおり針を使う脱毛方法です。

ニードル脱毛の中でも、直流電流を流す電気分解法と、高周波による高周波法と、電気分解法と高周波法をミックスしたブレンド法の3つがあるんです。

ブレンド法はエステサロンでも施術が可能で、エステサロンのサイトを見ると美容電気脱毛と表記をしているところが多いです。

3つの種類のニードル脱毛はアプローチが少し違いますが、毛穴に刺した針に電気を通して髭の成長細胞を破壊します。

ニードル脱毛の動画です。非常に小さい針を毛穴に入れて、電気を通すと、スルッと毛が抜けている動画です。

ニードル脱毛の最大のメリットは、永久脱毛だということです。光脱毛やレーザー脱毛よりも脱毛効果が高くて、レーザーではできない白髪の髭でも脱毛ができてしまいます。

脱毛効果が高い反面、痛みと施術時間が長くなる点がニードル脱毛のデメリットです。

針を刺す痛みはそれほどではないですが、針に電気を通したときに皮膚の内側でヒリヒリと痛みが走ります。

この痛みが苦手で、麻酔をしてもらわないとニードル脱毛施術を受けられないという人も多くいます。

それに加えて、毛穴ひとつずつに針を刺して電気を通していくので、脱毛施術に時間がかかります。

気になるニードル脱毛の費用は、Men’s TBCでは1本130円~143円(メンバー価格は100円~119円)が掛かります。

個人差はあるんですが、少ない人でも髭は5,000本以上はあると言われていて、肌をすべすべにするには30~50万円程度が必要になります。

永久脱毛効果:医療レーザー脱毛


医療レーザー脱毛は、医療行為のため、医師免許のあるクリニックでしかできない髭脱毛です。

一般的な医療レーザー脱毛器は、レーザーの光を髭のメラニン色素に当てて、熱によって髭の成長細胞を破壊していきます。

医療レーザー脱毛は高い脱毛効果があるうえに、ニードル脱毛に比べて施術時間も短くて済むのが最大のメリットです。

こちらはアレキサンドライトレーザーを当てている髭脱毛の動画です。パチッと音がしてレーザーがあたり、このときに髭の毛乳頭が破壊されて焦げ臭いニオイがします。

もちろん痛みはあります。ゴムでパチンと弾かれたような痛みとよく例えられるんですが、痛みが少ないレーザー脱毛器もあるんです。

バルジとよばれる組織を熱で破壊するレーザー脱毛器(機器名:メディオスター)なら、一般的なレーザー脱毛よりも痛みが少なくて済みます。

医療レーザー脱毛は、永久脱毛なので高い脱毛効果を実感することができます。個人差はありますが、大抵の場合、施術の3回目くらいに脱毛効果を実感できてきます。

医療レーザー脱毛に掛かる費用は18~20回の施術で18万円が相場です。

医療レーザー脱毛が一番おすすめ

5つの種類の髭脱毛の方法の紹介をしました。

除毛クリーム1,000~3,000円
ワックス脱毛3,000~5,000円
光脱毛(エステ脱毛)2年20回で12万円
ニードル脱毛(電気脱毛)30~50万円
医療レーザー脱毛18~20回で18万円

5つの脱毛方法の中で髭脱毛の費用対効果が圧倒的に高いのは「医療レーザー脱毛」。

除毛クリームやワックス脱毛は、髭脱毛には肌への負担が大きく不向きでした。

ニードル脱毛の効果はとても高いです。あご髭をキレイに残したデザインで脱毛するといったデザイン脱毛には向いています。
しかし、初めて髭を脱毛する人は、広い範囲のたくさんの髭脱毛をする必要があるので、施術費用が高額になってしまいます。

光脱毛に掛かる費用は12万円(20回の施術で計算)で、医療レーザー脱毛の相場は18万円(20回の施術で計算)。

一見すると医療レーザーのほうが高く感じます。ですが、光脱毛は永久脱毛ではなく除毛なんです。

光脱毛が終わってしばらくすると、また同じように髭が生えてくるので、光脱毛を続けていく間はお金を払い続けていかなくてはいけません。

光脱毛かレーザー脱毛にするかはなかなか悩みどころです。脱毛のトライアルプランで、脱毛効果を試してから決めると後悔がないですね。

確実に髭を脱毛と低コストの両方を求めてしまう欲張りな人は、医療レーザー脱毛から始めるのがベストな選択です。