【絶対ダメ】ヒゲにブラジリアンワックスで脱毛には10の危険性!なぜ使ってはいけないのかの理由も解説

2019-07-30

ブラジリアンワックスを使用した髭の自己処理は簡単でメリットが多いイメージがありますが、肌の弱い顔周りにブラジリアンワックスを使うことは非常に危険です。

こちらではブラジリアンワックスによる髭の処理が危険な理由についてまとめています。

使用禁止!ブラジリアンワックスによる髭の処理が危険な10の理由

髭の自己処理にブラジリアンワックスの使用が危険だとされている理由には、以下のようなものが挙げられます。

危険な10の理由!・流血・内出血する恐れがある
・肌が赤くなり腫れる恐れがある
・毛穴が開いて見た目が悪くなる
・肌が乾燥してカサカサになる
・炎症が治るまで痒みが続く
・毛嚢炎になる
・色素沈着により肌がくすむ
・埋没毛になる
・強い痛みを伴う
・髭がさらに濃くなる恐れがある

こちらではそれぞれの理由について詳しく説明します。

【理由1】流血・内出血する恐れがある

流血や内出血を引き起こす危険性があります。

ヒゲの根元は毛細血管に繋がっており、ワックスを剥がして毛を抜く際に毛細血管が引っ張られて破けてしまうからです。

流血した場合は止血した後しっかりと消毒を行えば数日間で治りますが、毛穴には大きなダメージが与えられています。

内出血の場合は完全に治るまでに長期間要する場合や痕が残ってしまうこともあります。

【理由2】肌が赤くなり腫れる恐れがある

肌が赤くなり腫れることがあります。

ワックスを剥がす際に肌に大きなダメージが加わるからです。

肌の表面に傷がなかったとしても、ワックスを剥がす際に肌が引っ張られることで肌の内側がダメージを受けています。

赤みや腫れは冷却することで炎症を抑えることができますが、酷い場合は痛みを伴ったり治った後に痣が残ったりすることがあります。

【理由3】毛穴が開いて見た目が悪くなる

毛を根元から抜いてしまうことは、毛穴が開く原因の一つです。

毛穴が開いてしまうと近くでじっくり見なくても毛穴がどこにあるのか分かるようになり、肌の見た目が悪くなってしまいます。

また、開いた毛穴には角質や皮脂などのゴミが溜まるようになり、別な肌トラブルを引き起こしやすくなってしまいます。

大きく開いた毛穴は元には戻りません。

毛抜きで抜いてしまう癖がある方も、注意が必要です。

【理由4】肌が乾燥してカサカサになる

肌が乾燥してカサカサになってしまうリスクもあります。

ワックスを剥がす時は毛を抜くだけでなく、肌の表面の皮も一緒に引き剥がしてしまっているからです。

その結果、肌の角質層が荒れてしまい、肌の水分量を保つことができなくなってしまいます。

乾燥が酷い場合は肌の表面に白い粉がたくさんついているような粉吹き肌になってしまいます。

しっかりと保湿をすれば数日間で治りますが、治るまではデリケートな肌の状態が続くので他の肌トラブルにも注意しなければいけません。

【理由5】炎症が治まるまで痒みが続く

赤みや腫れ、乾燥などの肌トラブルが起きている場合、同時に痒みを感じることも多くあります。

水分や油分が失われることで外からの刺激に肌が敏感になってしまうためです。

痒みは炎症が治まるまで続くので思わず掻いてしまいたくなりますが、掻けば掻くほど痒みが強くなってしまうので掻いてしまうことはNGです。

掻きむしって肌に傷がついてしまうとそこから細菌が侵入して皮膚疾患に至る場合もあります。

【理由6】毛嚢炎になる

毛嚢炎は細菌に感染し、毛穴に膿が溜まってしまう肌トラブルです。

毛を抜くことによって毛細血管や毛穴内部が傷つき、そこから菌が侵入して感染することで引き起こされます。

軽度の場合は痛みや痒みもなく数日間という短期間で自然に治りますが、酷い場合は日にちが経つにつれて数が増えたり大きくなったりします。

さらに悪化すると痛みや発熱を伴ったり切開手術が必要になることもあり、毛嚢炎は非常に危険な肌トラブルです。

【理由7】色素沈着により肌がくすむ

色素沈着は肌が黒ずんでしまいシミのようになってしまう症状です。

ブラジリアンワックスによる自己処理で肌に強い刺激が加わると、その刺激から守るために肌の細胞がメラニン色素を生成します。その結果、肌に黒ずみができてしまいます。

色素沈着は肌のターンオーバーによって自然に治っていきますが、酷い場合は治るまでに一年以上かかることもあります。

顔周りが黒ずんでいると不衛生な印象を与え、印象を下げる原因にもなりかねません。

【理由8】埋没毛になる

埋没毛とは毛が肌表面に出てくることができず、毛が皮膚の下でクルクルと渦を巻くように成長してしまう肌トラブルです。

肌に強い刺激が加わると毛穴は防衛反応から薄い膜を作り、毛の出口をふさいでしまうことで引き起こされます。

濃い髭の場合はクルクルと渦を巻くように成長することはできず、曲がったまま成長して毛穴の壁を貫いて皮膚に突き刺さってしまうこともあります。

皮膚に突き刺さると強い痛みを伴う場合もあり、精神的なストレスの原因にもなります。

【理由9】強い痛みを伴う

ブラジリアンワックスによる自己処理は、ワックスを剥がす瞬間に強い痛みを伴います。

広範囲の毛を抜く痛みに加えて、皮膚を引っ張られる痛みがあるからです。

顔の皮膚が身体の皮膚と比べて薄くデリケートであることも関係しています。

強い痛みは、粘着力の強いガムテープを貼り一気に剥がすような痛みです。

剥がした後にジリジリとした痛みが続くこともあります。

【理由10】髭がさらに濃くなる恐れがある

毛を抜く行為は毛が濃くなる原因にもなります。

毛を抜く際にダメージを受けた毛細血管や毛の根元の毛乳頭と呼ばれる部分が、再び抜かれないようにと強くなった状態で再生するからです。

再生して強くなった毛細血管からは多くの栄養が送り込まれ、次生えてくるときにはより太く強い毛が生えてきます。

ブラジリアンワックスによる髭の処理の危険性に関するまとめ

ブラジリアンワックスによる髭の処理の危険性には、以下のようなものが挙げられるとご説明しました。

✓この記事のポイント

・流血・内出血する恐れがある
・肌が赤くなり腫れる恐れがある
・毛穴が開いて見た目が悪くなる
・肌が乾燥してカサカサになる
・炎症が治るまで痒みが続く
・毛嚢炎になる
・色素沈着により肌がくすむ
・埋没毛になる
・強い痛みを伴う
・髭がさらに濃くなる恐れがある

ブラジリアンワックスは広範囲の毛を根元から抜けるので簡単に自己処理ができるイメージがありますが、顔の皮膚は身体の皮膚と比べて非常にデリケートのため様々な肌トラブルの危険性があります。

ヒゲの自己処理にブラジリアンワックスは使わないようにしましょう。

ブラジリアンワックスは鼻毛処理で有名ですね。こちらの記事が参考になります。

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