髭の医療脱毛のその後は2度と生えない?髭復活の原因とケアを解説します!

2018-02-28

髭脱毛したら2度とヒゲは生えない?、脱毛後のケアはどうしたらいいのか?など、脱毛後にどうなるのかが気になりますよね?

あなたはすごく冷静な目を持っていると思います。

実は、脱毛後にどうなるかを知らない人が、肌トラブルを起こす事例がたくさんあるのです。

そんな冷静沈着なあなたへ、医療脱毛をした後にどんなことが起こるのか?どうすればトラブルを回避できるのかをお伝えしようと思います。

美しくなるための髭脱毛だからこそ、肌トラブルは起こしたくないですよね。

医療脱毛後に生えてこない人と生える人がいる

「脱毛したのに生えてきた!」という人がいます。医療脱毛は永久脱毛なのになぜ生えるのか?とあなたは思うかもしれません。

実は、永久脱毛といっても死ぬまで髭が生えてこないわけでないのです。

米国電気脱毛協会では永久脱毛を、このように定義しています。

米国電気脱毛協会(American Electrology Association)によると、永久脱毛の定義は、“最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法”とされています。

参照:RIZEリゼ よくある質問ページ

また、日本の厚生労働省にあたる米国のFDAでも以下のように定義されています。

FDAにおいても「永久に毛髪が無くなるわけではない」としており、永久脱毛が可能なレーザー機械とは「レーザーを3回照射後6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている」状態に出来る機械としています。

参照:ゴリラクリニック ヒゲ脱毛Q&Aページ

つまり、永久脱毛は長期間にわたって髭を減らす脱毛法なのです。

「永久に髭が生えなくなると思っていたのに残念……」とあなたは思ったかもしれません。

でも安心してください。

個人差はありますが、医療脱毛は10年後もスベスベの肌は持続します。

髭が生えてくる理由をちゃんと理解していると、不安になることはありませんので、理由を解説します。

医療脱毛した後に生えてくる3つの理由

医療脱毛後に髭が生えてくる理由は、このようなものがあります。

POINT1⃣毛周期で毛根がまだ残っている

2⃣ホルモンバランスで髭が新しく生えてくる

3⃣脱毛クリニックの技術的な問題

順番に説明します。

1つ目:毛周期で毛根が残っているので生えてくる

髭が生えてくる1つめの理由は、「毛周期で毛根がまだ残っている」からです。これは脱毛期間中によくある状態です。

髭(体毛)には毛周期とよばれる毛の成長サイクルがあります。毛周期は大きく分けて、成長期・退行期・休止期の3つがあります。

個人差はありますが、2カ月~3カ月で1サイクルします。

そして、脱毛できるのは成長期のときだけです。

理由は、髭がしっかりと生えているのが成長期だけだからです。退行期や休止期は髭が抜け落ちているため脱毛効果がないのです。

だから、脱毛施術日に退行期や休止期にあたる髭は脱毛できないのです。

つまり、髭が生えてきた理由は、施術した時点で退行期や休止期だった髭が成長期になっただけ。その時点で施術をすれば髭は生えて来なくなるのです。

ヒゲの濃い人は、医療脱毛で完全にツルツルにするには2年(20回程度)程かかります。全ての髭が1サイクルを終えるのに、それだけ時間がかかるというわけです。

毛周期について更にくわしく解説した記事はこちらです。

2つ目:ホルモンバランスで髭が新しく生えてくる

次に髭が生えてくる理由は、「ホルモンバランスで新しく髭の毛根が生まれた」からです。

医療脱毛では細いうぶ毛は脱毛できません(ダイオードレーザーならうぶ毛も脱毛可)。

脱毛できないうぶ毛が、男性ホルモンによって太く変化する場合があります。それが髭の生えてきた理由です。厳密には細いうぶ毛が太くなったと言うのが正解です。

ただし、全てのうぶ毛が太くなるわけではありません。変化するのはほんの一部です。

私にも、うぶ毛が変化して太くなった髭が少し生えています。

うぶ毛の変化は、体のメカニズムが影響する個人差です。脱毛クリニックはどうすることもできず、ホルモンバランスで生えてきてしまう場合は何度も脱毛をしていくことになります。

男性ホルモンに関する気になる記事はこちらを参考にしてください。

3つ目:脱毛クリニックの技術的な問題

最後はクリニックの技術が影響するもので、きちんと毛根を焼き切れていなかったり、打ち漏らしていたり、レーザーの照射出力が弱いというクリニックの技術不足でまた髭が生えてくることになります。

こういった理由で髭が生えてきたときに、クリニック側に認めてもらえば再度無料で髭脱毛をしてもらうことができます。

医療脱毛はクリニックの技術の高さで脱毛効果に差が出ます。だから、実績や経験の多いクリニックを選ぶことがとても大切なわけです。

医療脱毛後のケアで肌トラブルを防ぐ

医療脱毛後は、肌のケアに注意してください。注意すべきことは2つです。

1つ目の肌トラブル:肌の赤み

肌の赤みの原因は、簡単に言うと軽いやけどの状態です。

でも安心してください。誰でも赤みは必ず出ます。そして一般的に6時間程度、長くて12時間でおさまります。

万が一、赤みが引かない場合は、冷たいタオルで冷やします。そしてクリニックで処方される保湿用の軟膏で施術部をケアすれば引いてきます。

2つ目の肌トラブル:色素沈着

もうひとつ注意が必要なのは、UVケアです。脱毛後に日焼けは禁物なのです。

脱毛後に強い紫外線を浴びて日焼けをすると、肌に色素沈着を起こす場合があります。

また、日焼けをすると施術を受けることができません。なぜなら、レーザーが黒い肌に作用して火傷の事故が起こるからです。

脱毛期間は、ゴルフ・海水浴・スキーなど、日焼けをするレジャーは避けなくてはいけないことを、頭に入れておいてください。

医療脱毛後にすぐに髭が抜けない理由

脱毛後すぐに髭は抜け落ちない理由は、レーザーで毛根を焼いても髭はまだ皮膚の中にありゆっくりと排出されていくためです。

髭が抜け落ちるまでに個人差はありますが、1週間~3週間後にポロポロと抜け落ちてきます。

その間、毛根が失くなってジワジワと縮小し、最後は針のような形の髭になります。

髭が剃りにくい状態が少し続きますが、自然に抜け落ちるので無理に抜くのはやめましょう。雑菌が侵入して炎症を起こす原因になることがあります。

髭の医療脱毛後のまとめ

髭を医療脱毛した後、どのような状態になるのかをお伝えしてきました。

脱毛後に、髭が再び生える心配はありません。しかし、原因によっては生えてきてしまうことがあるという理解が必要です。

髭を医療脱毛した人をたくさん取材してきましたが、5年後、10年経っても髭が生えてこない人が圧倒的に多いです。

そして「肌がスベスベで気持ち良い」「若くなったと言われる」「手入れが楽」など、医療脱毛をしてよかったと口を揃えて言います。

あなたがもし医療脱毛をするかどうか迷っているなら、ぜひ実績と信頼のあるクリニックを見つけて髭脱毛を始めることをおすすめします。