髭を抜くと生えなくなるはウソ!抜いてしまう理由と怖いリスクを解説

2018-02-21

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ついついヒゲを抜いていませんか?

髭を抜くのはリスクが多く、完全脱毛もできないのでおすすめできません。

もし、ヒゲを抜くことをあなたにすすめるサイトがあるなら、ヒゲ抜きのリスクを知らないのかもしれません。

確かにヒゲを抜くと、一時的にはツルツルになります。ところが、その後、あるいくつかのトラブルがあなたの肌に起こる可能性があります。

今回はヒゲを抜くデメリットについてお伝えします。

私も昔は「ヒゲを抜けば永久脱毛できるかも」と思っていましたが、やめたほうが良い理由がわかります。

髭を抜いても生えてくる

もしヒゲを抜いて薄くできるのなら、あなたの頭髪はすでにハゲ上がっているでしょう。 

髪の毛は1日に何十本と抜け落ちますますが、髪の毛は生えてきますよね。髪の毛が再生していることが、ヒゲを抜いても薄くできないことを証明しています。

ヒゲを抜く行為は、ヒゲを根元から引き抜くだけで、脱毛することにはならないわけです。では、なぜ多くの人はヒゲを抜いてしまうのか?を詳しくご説明します。

髭を抜いてしまう理由

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髭を抜いてしまうのには3つの理由があります。 

  1. 青髭が目立つので消したい
  2. ひげ剃りよりキレイな肌に見える
  3. スポッと抜けるのが快感になる

これら3つの理由が正のスパイラルのようにはたらき、繰り返されることで髭を抜くのが習慣化するわけです。

では、ひとつずつご説明します。

理由1:青髭が目立つので消したい

青髭が目立つと不潔な印象に見られます。青髭の原因は、ヒゲの根元が肌から透けて見えることにあります。 

電気シェーバーやT字カミソリが高性能化したとはいえ、深剃りには限界があります。どうしてもヒゲの根元が残って透けてしまいます。

だから、手っ取り早く根元からヒゲを無くせるヒゲ抜きをするわけです。

理由2:ひげ剃りよりキレイな肌に見える

電気シェーバーやT字カミソリは、カミソリが肌表面に当たります。すると、カミソリ負けを起こして肌が荒れてしまうわけです。 

個人差はありますが、ヒリヒリとした痛みや赤みが出たりします。乾燥した季節だと肌がこわばってしまうこともあります。

ヒゲを抜けば、カミソリ負けは起こらず肌がキレイに見えます。これによって、またヒゲを抜いてしまうことになります。

理由3:スポッと抜けるのが快感になる

さらに、ヒゲ抜きの快感が病みつきになっている人がたくさんいます。 

そんな人は「ヒゲを抜いた時のスポッと抜ける感覚が快感!」「ヒゲ抜きは無心になれる!」などの理由で止めることができないと言います。

ツイッターでも「ヒゲ抜きにはまる!」と呟く人は相当数います。中には、彼女が彼のヒゲ抜きにはまっている人もいるほどです。

また、髭でザラザラの肌だったのが、つるつるになる快感もあるので、髭抜きを続けてしまうことになります。

本当は怖い髭抜きの4つのリスク

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青髭が手軽に解消できる。カミソリ負けがなくなる。快感も得られる。
「だったら、ヒゲを抜いても良いじゃないか!」と声が聞こえてきそうですね。 

ところが、ヒゲ抜きにはリスクがあります。肌のトラブルだけではありません。精神的なリスクも存在します。

具体的には4つのリスクがあります。

リスク1:髭を抜くと埋没毛になる

埋没毛とは、皮膚の内側で成長してしまったヒゲ(体毛)のことを言います。 

本来ヒゲは皮膚の外側に伸びます。ところが、埋没毛は皮膚の内側に留まって成長を続けます。

その後、どうなるのか?といった状態は様々です。皮膚表面に黒いポツポツが現れたり、皮膚の中でクルクルとヒゲが渦巻いたりする状態になります。

肌は黒ずんだように見えたり、埋没した毛が皮膚に炎症した、赤く腫れたりすることもあります。

埋没毛の原因は、ヒゲを抜くときに途中で切れて、上から皮膚が覆って毛穴を塞がってしまうことで発生します。

埋没毛が出来たときは、皮膚の角質を落として自然にヒゲが表面に出るのを待つ。もしくは皮膚科を受診することになります。場合によっては切開してヒゲを除去します。

針でヒゲを取り出す人もいます。しかし、針で傷つけて取り出すために、皮膚がボコボコになってしまいます。自分で埋没毛を処理するのは、後悔を生むことになります。

リスク2:髭を抜くと毛嚢炎になる

毛嚢炎(もうのうえん)とは、毛穴の奥の毛包(もうほう)とよばれる組織に、雑菌が侵入して起こる炎症です。 

ヒゲを抜くのは、ヒゲと毛包を引き剥がす行為です。引き剥がされた部分が損傷し、雑菌が侵入することで炎症になっていきます。

毛嚢炎の症状は、軽ければ痛みやかゆみのないブツブツが発症し、自然に治癒するのが一般的です。

ところが、重い症状になると、痛みやかゆみをともなったブツブツが、広がる場合があります。その場合、皮膚科でステロイド系の軟膏や抗真菌薬などでの治療が必要になります。

リスク3:髭を抜くと色素沈着になる

人の体にはメラニンとよばれる色素があります。メラニンは肌を外部の刺激から守る大切なはたらきがあります。 

日焼けをすると肌が黒くなりますよね?それと同じことがヒゲを抜くことで起こります。

ヒゲを抜くと毛穴が傷ついて炎症が起こります。そこで毛穴の炎症を抑えるため、メラニンが生成されるわけです。

しかし、メラニンは黒色の色素です。炎症が抑えられると同時に黒の色素が皮膚に沈着し、肌表面に表れて、色素沈着になってしまいます。

リスク4:髭を抜くと抜毛症になる

抜毛症とは、「毛を抜くことがやめられなくなる」行為障害。無意識のうちに毛を抜いてしまったり、無性に毛を抜いてしまいたい衝動に駆られたりする障害です。

人によっては、自分のヒゲや髪の毛だけでなく、他人やペットの体毛を引っこ抜きたくなる衝動に駆られるケースもあります。

治療は、皮膚科だけでなく精神科への通院を必要とする場合もあるのです。

髭を抜く理由やリスクまとめ

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ヒゲを抜くリスクについてお伝えしましたが、私自身も過去にヒゲを抜く癖がありました。 

埋没毛はよくなったので、針とピンセットで埋没毛を取り除いたりしていました。

しかし結果的に肌を痛めてしまい、色素沈着も起こってやめることにしました。

髭を抜きたくなる理由やリスクが理解できたら、次はどうするかです。

このサイトでは、レーザー脱毛をおすすめしていますが、優しいひげそりを心がけたり、きれいに剃れる電気シェーバーを探したりといった方法もあります。

髭を抜く方法が最もよくないので、他の方法で髭のコンプレックスを解消することをおすすめします。