ゴリラクリニックのヒゲ脱毛でもらえる「デルモゾール」とは?効果・効能と正しい使い方をわかりやすく解説!

ヒゲ脱毛を体験した人の画像を見るとわかりますが、脱毛後は肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりすることがあります。

そこで、脱毛後のケアとして「デルモゾールGクリーム」を無料で処方しているのが、芸能人からも評価の高いゴリラクリニックです!

しかし、実際にゴリラクリニックでヒゲ脱毛をした人の体験談をみると、

  • デルモゾールを塗り忘れたら肌荒れした
  • デルモゾールの使い方がよくわからない

このように、デルモゾールGクリームの必要性や、正しい使い方がわからず、困っている人をよく見かけるんですね。

そこで今回は、デルモゾールの効果・効能、正しい使い方、副作用を中心にわかりやすくご紹介します!

デルモゾールGクリームとは?

デルモゾールGクリームは、合成副腎皮質が配合されているステロイド剤です。

「リンデロンVG」の後発品として販売されたジェネリック薬品となるため、ステロイド剤でありながら、抗生物質も同時に配合しているのが特徴的です。

ちなみに、合成副腎皮質が配合されているステロイド剤には、強さのレベルが5段階あります。

1群は最も強力な「strongest」と表現され、5群は1番弱い「weak」になるんですね。

その中で、デルモゾールGクリームは中間の強さとなる3群の位置づけです。

強さは「strong」と表記されており、ステロイド剤として高い効果を発揮します。

また、一般的なステロイド剤に配合されていない抗生物質を配合することにより、炎症を引き起こしている傷に対しても有効です。

少し専門的な話になるのでわかりづらいかもしれませんが、虫刺されや転んでできた傷にも、皮膚科で処方される塗り薬だと思っておくのが良いでしょう。

デルモゾールの効果・効能

デルモゾールGクリームは、ステロイドが配合されていることにより、「血管収縮作用」と「抗炎症作用」を期待することができます。

ヒゲ脱毛後に赤みが出てしまった場合、この炎症を沈める作用によって、肌状態を改善してくれるんですね。

また、抗生物質が配合されているため、皮膚の炎症を緩和し、感染症の予防にも役立ちます。

POINT・湿疹
・皮膚炎
・外傷
・熱傷

このような症状には、デルモゾールGクリームは、優れた効果を発揮すると覚えておくのが良いですね。

https://www.youtube.com/watch?v=0rnqePMKOSU

デルモゾールGクリームはなぜヒゲ脱毛後に処方される?

クリニックで医療レーザー脱毛の施術を受けると、肌の内部に高温の熱が照射されます。

通常、黒色のメラニン色素に反応するメカニズムを利用するため、健康な肌細胞に悪影響を及ぼす心配はありません。

しかし、黒い毛を導火線として毛根付近にある毛乳頭や毛母細胞を熱で破壊する際に、周囲の皮膚細胞にも熱が伝わって、軽い火傷のような状態を引き起こします。

すべての人が赤みや炎症を引き起こすわけではありませんが、このような事態も想定してヒゲ脱毛後に処方されるんですね。

なお、デルモゾールGクリームはゴリラクリニック以外の脱毛クリニックでも、施術後に無料で塗布したり、処方したりされています。

デルモゾールGクリームの正しい使い方とは?

デルモゾールGクリームは、保湿成分が配合されている化粧品ではなく、薬剤が配合されている医薬品です。

正しく使うためには、次の3つのポイントをしっかりと把握しておく必要があります。

1日1〜数回を炎症部位に塗る

デルモゾールGクリームを使用する頻度は、1日1〜数回です。

肌状態に合わせながら使用しますが、基本的には清潔な肌状態にした上で、炎症部分にのみ塗布します。

脱毛の施術を受けていない箇所に、塗る必要はありません。

用量は適量を厳守する

デルモゾールGクリームは、指先に適量を手に取り、患部に軽く塗ります。

脱毛の施術を受けたクリニックで使い方を説明されるため、そちらに従って使用してください。

大量につけたからといって早く症状が改善されるわけではないので、副作用を引き起こさないためにも、必要な量を塗るようにしましょう。

必要最小限の期間で使用する

ステロイド剤が配合されているデルモゾールGクリームは、長期にわたって使用するものではありません。

ヒゲ脱毛後の赤みや炎症が改善された後は、継続して使用しないように注意してください。

必要以上に長期にわたって使用すると、副作用を引き起こすリスクが高まります。

デルモゾールGクリームにはどんな副作用はある?

デルモゾールGクリームには、次のような副作用があります。

POINT 副作用・皮膚の感染症
・皮膚の刺激感
・接触性皮膚炎
・湿疹
・眼の乾燥、痒み、かすみ
・視力の低下
・頭痛

正しい使用方法を守っていれば、副作用が発生する確率はそこまで高くありません。

しかし、使用する人のなかには体に合わない可能性もあるため、万が一上記のような副作用が発生した際には、直ちにクリニックへ相談しましょう。

デルモゾールGクリームのよくあるQ &A

脱毛後に処方されるデルモゾールGクリームに関しては、次のような質問をよく見かけます。

同じような疑問を抱いている方は、回答をぜひ参考にしてみてください。

Q. 使用後はどうやって保管すれば良いですか?

デルモゾールGクリームは、眼や口に使用することで、副作用のリスクが高まる可能性があります。

乳幼児や未就学児といった小さな子供がいる家庭では、手の届かないところで保管しましょう。

また、光や高温、湿気がないところで保管するのが好ましいため、高温多湿の環境は避けなければいけません。

このような箇所を避けた上で、常温にて保管しましょう。

なお、症状が改善されてから薬が残ってしまっている場合には、保管せずに破棄するのが基本です。

Q. 塗った後にマスクを着用しても大丈夫ですか?

デルモゾールをはじめとする合成副腎皮質が配合されているステロイド剤は、密封法が禁じられています。

しかし、マスクに関しては呼吸ができる程度の密封となるため、必ずしもこちらに当てはまるとはいえません。

副作用が心配な人は、かかりつけの医師に相談してみてください。

Q. ヘルペスがあるのですがその部分にも使用することはできますか?

ヘルペス持ちの人にとって、ヒゲ脱毛した後に症状が出てしまうと、隣接する箇所や発症した箇所に薬を塗布して良いのか迷うと思います。

デルモゾールGクリームは、抗生物質が配合されている外用薬にはなりますが、同時にヘルペスを悪化させる可能性のあるステロイドも配合されているため、こちらに関しても医師に確認してから使用するようにしてください。

Q. ヒゲ脱毛後は異変がなくても毎回塗った方が良いですか?

ヒゲ脱毛後は、肌がとてもデリケートな状態です。

あからさまに炎症やかゆみ、赤みが発生していなかったとしても、軽い火傷のような状態を引き起こしています。

感染症の予防目的としても、クリニックで処方されているのなら、ヒゲ脱毛後は使用するようにしましょう。

また、クリニックで「あきらかな炎症が確認できる時以外は使用しなくて良い」と説明されている場合には、無理に使用する必要はありません。

ゴリラクリニックでもらえるデルモゾール軟膏のまとめ

今回は、ゴリラクリニックでヒゲ脱毛後に処方される抗炎症薬「デルモゾールGクリーム」の効果・効能や、正しい使い方についてご紹介しました。

上記でもご紹介していますが、デルモゾールは医師が処方する医薬品です。

自己判断で勝手に使用すると、副作用のリスクを高めてしまいます。

今回ご紹介した内容をみても、デルモゾールGクリームに関する疑問が解消されないときには、脱毛しているクリニックや薬剤師に相談してみてください。

なお、脱毛後にデルモゾールGクリームが処方されなくて不安に感じている人も、かかりつけのクリニックの医師に相談してみましょう。