髭脱毛のあとに毛嚢炎になる原因は?予防法や処置方法を詳しく解説!
髭脱毛で毛嚢炎になってしまった方向けの記事です。
肌の弱い方は特にレーザーでダメージを受けたあとは毛嚢炎になりやすくなります。
毛嚢炎になる原因と予防法、処置策について詳しく解説しています。
毛嚢炎は放置すると発熱が伴ったり手術が必要になる場合があるので、早めに治すようにしてくださいね。
髭脱毛で毛嚢炎になる原因
照射したレーザーの熱によって肌が乾燥し、バリア機能が低下することで菌に感染してしまうことが毛嚢炎の原因です。
レーザーを照射すると見た目に大きな変化がなくても毛穴の中は軽い火傷の状態になっており、常在菌にも感染することがあります。
また、外部からの菌にも感染しやすく、普段なら感染しない菌にも感染してしまいます。
毛嚢炎にならないための3つの予防法
毛嚢炎を予防するためには毎日の保湿と施術後の念入りの保湿が重要です。
また、脱毛箇所に菌が入らないよう清潔に保ち、炎症を抑えるために冷やすことも大切です。
【予防法1】保湿を行う
毛嚢炎になる根本的な原因は、肌が乾燥することによるバリア機能の低下であるため、肌を保湿して潤いのある状態を保つことが大事です。
日頃の髭剃り後の保湿はもちろん、脱毛後はしっかりと保湿を行うようにしましょう。
保湿ケアは入浴後や寝る前に化粧水や保湿ローション・クリームを塗るのが効果的です。
化粧水をつけて水分を与えてから保湿クリームでフタをするというようにどちらも使うとより高い保湿が期待できます。
おすすめの化粧水はこちらで紹介しています。
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【予防法2】施術後は清潔に保つ
脱毛の施術後は、照射した部分を清潔に保つことがポイントです。
汗をかきやすい夏場は、汗が照射箇所に触れないようにこまめに拭くことで、なるべく清潔に保つことができます。
その際、汚れたタオルで顔を拭くのは避けるようにしましょう。
汚れた寝具で寝るのも菌の感染の原因になるので、特に顔に触れる枕カバーは毎日洗濯をして清潔な状態を保つことが重要です。
また、痒みが出た時は爪で掻かないように気をつけましょう。 なぜなら、爪の先には菌がたくさん存在しているからです。
【予防法3】施術後は冷やす
施術後は体温が上がって血液の循環が良くなると炎症が起きやすくなるため、体温が上がるような行動は避けて照射箇所の冷却を行います。
施術当日は運動をしないようにして、夜は湯船に浸からずシャワーで済ませましょう。 シャワーの水温もなるべく下げるとなお良いです。
また、施術箇所はアイスパックや冷やした濡れタオルなどを当てて冷却を行いましょう。
施術後の毛穴は軽い火傷を負っている状態なので、肌の表面の腫れや赤みが引いても数日間継続して冷却し続けることが大切です。
毛嚢炎になった時の3つの処置策
痛みや痒みがない軽度の毛嚢炎であれば1~2週間放置することで自然治癒する場合があります。
痛みが伴ったり化膿がひどい場合は市販の薬を使用したりクリニックから処方された薬で治す必要があります。
【処置策1】自然治癒を待つ
軽度の毛嚢炎であれば、何もしないまま1~2週間放置するだけで自然治癒する場合があります。
痛みも痒みもない小さな毛嚢炎であれば特別何かをすることなく、時間を置いて様子を見てみましょう。
その際、気になって触ってしまったり無理矢理潰してしまったりしてはいけません。
菌が入ると更なる悪化に繋がり、色素沈着する恐れがあります。
また、顔を洗う際には指でこすらず、泡で優しく洗うようにして刺激を避けるようにしましょう。
【処置策2】市販薬を使う
1~2週間様子を見ても治らなかったり、悪化している場合や毛嚢炎の数が増えている場合は、薬を使って直す必要があります。
薬は市販されているもので構いません。 市販されている薬には以下のようなものがあります。
フルコートf軟膏 907円 (税込)
- 出版社/メーカー: 田辺三菱製薬
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
テラ・コートリル軟膏 792円 (税込)
- 出版社/メーカー: 武田コンシューマーヘルスケア
- 発売日: 2012/11/01
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
オロナインH軟膏 347円(税込)
- 出版社/メーカー: 大塚製薬
- 発売日: 2015/08/20
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
安いものは500円以下で購入できるので、迷わず購入して毛嚢炎を直すことを最優先に考えましょう。
放置してしまうと更に悪化するリスクがあるからです。 なお、塗り薬はネットで購入することもできます。
【処置策3】レーザー脱毛したクリニックで診察してもらう
クリニックで髭脱毛をしている方は、クリニックで診察してもらうのがおすすめです。
医師の見解からの適切な処置を行ってもらいましょう。
クリニックによっては、髭脱毛による毛嚢炎であれば無料で診察してもらうことができ、薬も無料で処方されます。
大手クリニックの湘南美容クリニック・メンズリゼ・ゴリラクリニックは診察も薬の処方も無料なので、毛嚢炎ができた場合は早めに連絡して診察に行きましょう。
髭の毛嚢炎を放置するリスク
毛嚢炎を放置すると周囲に毛嚢炎が増えたり、強い痛みや腫れ、発熱を伴うことがあります。
また、更に酷くなると切開手術による処置が必要になるので、注意が必要です。
毛嚢炎が複数できてしまう
毛嚢炎を放置すると、毛嚢炎の周囲にさらに毛嚢炎ができてしまうリスクがあります。
周囲に毛嚢炎ができるということは菌が周囲に感染しているということなので、菌を広げないために早めに毛嚢炎を治す必要があります。
強い痛みと腫れ、発熱が伴う
自然治癒しない毛嚢炎を放置すると、更に悪化して皮膚の深いところまで膿ができてしまうことがあります。
そこまで悪化すると強い痛みや腫れが伴い、発熱することもあります。
切開手術が必要になる
薬を塗っても治らないほどに重症化してしまうと、切開手術でしか毛嚢炎が治せなくなってしまいます。
切開手術が必要になる前に、早い段階で直しておくことが大切です。
髭の毛嚢炎の原因や予防法や処置方法のまとめ
毛嚢炎はレーザーの照射によって肌が乾燥してバリア機能が低下し、菌に感染してしまうことが原因です。
そのため、毛嚢炎にならないためには日頃から肌を保湿し、清潔に保つ必要があります。
特に、髭脱毛後は肌が大きなダメージを受けている状態なので、念入りに保湿を行いましょう。化粧水と保湿クリームの重ね付けが効果的です。
もし、毛嚢炎になってしまった場合は、軽度であれば1~2週間で自然治癒します。
なかなか治らない場合や悪化している場合は、早めに市販の薬を塗ったり、クリニックで診察して薬を処方してもらいましょう。
毛嚢炎を放置してしまうと、更に数が増えてしまったり強い痛みや腫れ、発熱を伴うほどに悪化することがあるためです。場合によっては切開手術が必要になることもあります。
そうならないためにも、毛嚢炎の予防と対策をしっかり行うようにしましょう。