【不安解消】髭脱毛はなかなか終わらない?効果を実感できるまでの照射回数と脱毛経過をわかりやすくご紹介!

「髭脱毛に通っているけど、なかなか脱毛が終わらない・・」

こんな悩みを抱えている方は、かなり多いですよね。

結論からお話すると、髭脱毛は少ない回数で高い効果を発揮するものではありません。

どのような方法で髭脱毛に挑戦したとしても、複数回にわたって光やレーザーを照射しないと、満足いく脱毛効果が得られないんです。

さらに人によっては、回数を重ねたのに関わらず、思うような髭の変化を得られないこともあるでしょう。

私は32回目でようやく終わったと感じることができました。完璧に脱毛するためにまだまだ通っていますが・・・

そこで今回は、髭脱毛がなかなか終わらない理由を、わかりやすくまとめています。

脱毛効果を実感できるまでの照射回数と、脱毛の経過(髭の状態)についても解説しているので、ぜひ不安解消に役立ててみてください!

髭脱毛がなかなか終わらないメカニズム

髭脱毛がなかなか終わらないのは、脱毛の施術によって「抜ける毛」と「抜けない毛」があるからです。

クリニックや、脱毛サロンで導入している一般的な脱毛器の多くは、毛の黒い色素に光やレーザーを反応させ、発毛組織へと熱を伝達させます。

毛乳頭や、毛母細胞といった発毛組織に十分な熱が伝わると、強いダメージが発生するため、脱毛効果を発揮するんですね。

さらに、毛の黒い色素に反応させるということは、皮膚の表面に見えている髭のみにしか、効果を発揮しません。

人間の体に生えている毛は、髭も含めて目に見えるものが100%ではないため、1度の施術で得られる効果には限りがあります。

なお、髭脱毛では今からご紹介する次の3つのポイントを、しっかりと把握しておくことが大切です。

毛周期の「成長期」しか十分な脱毛効果を期待できない

髭には、毛周期と呼ばれるヘアサイクルがあります。

「成長期」「退行期」「休止期」の3つにわかれており、脱毛の施術で抜けるのは成長期の髭のみなんですね。

なぜなら、上記でご紹介した脱毛器の特徴「毛の黒い色素に反応する」が、大きく関係しています。

成長期の髭は、発毛組織から栄養が送られることで伸びている状態となるため、毛根とつながっています。

しかし、退行期は成長が終わっているので、毛根からすでに離れてしまっている可能性があるんですね。

熱を発毛組織に送るためには、毛根とつながっている必要があります。

したがって、根元が離れてしまった状態の髭に脱毛器を照射しても、十分な脱毛効果は得られません。

そして休止期ですが、こちらは髭が生える前の状態です。

反応させる黒い色素が存在しないので、当然ですが脱毛効果を発揮することはありません。

施術1回の脱毛効果は全体のおよそ10%

髭脱毛の施術1回で脱毛効果を得られるのは、ヒゲ全体のおよそ10%程度です

なぜかというと、目に見える肌表面の髭以外にも、顔を出していない休止期の髭が、まだたくさん存在するからなんですね。

仮に、肌表面に生えている髭が全体の1/3だったとしても、このなかで光やレーザーに反応するのは、先ほどご紹介した「成長期」の髭のみです。

つまり、目に見える髭が全体の30%だったとしても、退行期の髭が混ざっている可能性があります。

成長期の髭が10%程度であれば、この10%にしか脱毛効果を発揮しません。

これが、髭脱毛がなかなか終わらない最大の理由です。

脱毛が進むと効果を実感しづらくなる

髭脱毛は、1回につきおよそ10%の髭に対して脱毛効果を発揮するとお話しました。

しかしこれは、あくまで目安です。

全体のヒゲの量が少なくなるにつれて、成長期の髭を狙い撃ちするのが難しくなり、効果を実感しづらくなるんですね。

また、髭の毛周期には個人差がありますし、体毛と比較するとサイクルが長いです。

いくら脱毛のプロでも、成長期だけを判断して光やレーザーを照射するのは難しいため、一定のペースで何度も施術を繰り返さないと、理想の髭は手に入りません。

サロン脱毛はクリニック脱毛よりも照射回数が必要

脱毛がなかなか終わらないメカニズムがわかったところで、次に気になるのが脱毛方法によって、髭脱毛完了までのスピードが異なる点ですよね。

たとえば、クリニックの医療レーザー脱毛と、サロンの光脱毛(フラッシュ脱毛)の両方を同じ間隔で通ったとしたら、仕上がりが早いのは医療レーザー脱毛になります。

このような違いが出てきてしまうのは、脱毛器の照射出力が違うからなんです。

光とレーザーは照射出力が異なる

クリニックの医療レーザー脱毛器は、医療機関で行われる施術となるため、高出力でレーザーを照射することができます。

一方、サロンの光脱毛器は、医療資格を持たない人でも取り扱えるように、低出力で光を照射します。

1度の施術で高い脱毛効果を得られるのは、出力が高い医療レーザー脱毛器です。

同じ期間・回数で通った場合には、仕上がりに大きな違いが出てしまうこともあるでしょう。

したがって、サロンの光脱毛で満足いく髭脱毛効果を実感したいのであれば、医療レーザー脱毛の、およそ1.5〜2倍の回数が必要になると思っておいた方が良いかもしれません。

照射回数別(3〜10回)の髭脱毛経過

では、照射回数別で髭の状態がどのように変化するのか、経過画像と特徴をご覧ください。

脱毛3回目のヒゲ状態

  • 目に見える脱毛効果を実感できる
  • 薄くなった部分とあまり変化のない部分がある

医療レーザー脱毛では薄くなった部分が確認できます。

脱毛5回目のヒゲ状態

  • 脱毛する前に戻ったような見た目になるが、毛周期で成長期のヒゲが生えてきている
  • 髭が濃い人はまだ気になる状態

医療レーザー脱毛で5回照射した後は、髭が濃い人で髭剃りが以前より楽になる程度です。

まだまだ気になる部分が残っているため、脱毛完了には程遠いですね。

脱毛10回目のヒゲ状態

  • 髭全体が薄くなり、本当に濃い部分のみが残る
  • 髭が濃い人は気になる部分がまだ完全に解消できない

医療レーザー脱毛で10回ほど照射を繰り返すと、髭全体が薄くなっているのがわかります。

しかし、これでもまだ髭が濃い人は、気になる部分を解消することができません。

回数を重ねるにつれて、自覚できる脱毛効果も緩やかになっていきます。

髭が濃い人は通い放題プランだと安心

髭脱毛の経過に関しては、毛量や範囲で大きく変わってきます。

もともと量が少なかったり、範囲が狭かったりすれば、少ない回数でも満足いく効果を得られるかもしれませんが、髭が濃いとなかなか脱毛効果を実感することができないんですね、

これを考えると、

  • 毛量が多い
  • 髭が生えている範囲が広い

このような方は、通い放題プランで髭脱毛を始めるのがお得です!

無制限の通い放題プランなら、回数を気にすることなく通い続けることができます。

さらに、無期限の通い放題プランなら期限を気にすることなく通い続けることができるため、満足いく仕上がりを手に入れやすいでしょう。

髭脱毛が終わらない理由のまとめ

今回は、髭脱毛がなかなか終わらない理由や、照射回数で変化する脱毛経過を中心にご紹介しました。

髭脱毛が長引くと、通う手間がかかるだけでなく、費用がかさんでしまうため、不安になる人も多いと思います。

しかし、いかなる方法でも少ない回数でツルツルにすることはできません。

上記でご紹介した通い放題プランなどを上手に取り入れながら、地道にコツコツと通い続けましょう!