【メンズ脱毛攻略法】陰毛の脱毛効果を高める鍵は毛周期にあり!回数を無駄にしない効率的な通い方を解説

2020-04-05

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毛周期

普段の生活で「毛周期」といった言葉を聞く機会はあまりないですが、脱毛業界では頻繁に耳にしますよね。

例えばクリニックやサロンでは、

「次回の施術は毛周期に合わせるので、2ヶ月先から可能です」

こんなことを言われた経験がある人も、少なくありません。

しかし脱毛を検討中の人や、始めたばかりの人にとっては、「毛周期ってなに?」「毛周期に合わせるとは?」こんな疑問が頭をよぎるでしょう。

そこで今回は、脱毛効果を高める鍵を握る「毛周期」に注目しました!

  • 陰毛を効率よく脱毛したい
  • 陰毛の脱毛効果を少しでも早く実感したい

こんな疑問を抱いている方は、アンダーヘアの毛周期や回数を無駄にしない通い方をご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそも毛周期ってなに?

毛周期

毛周期とは、毛の生え変わりを指します。

大きく分けると、「成長期」「退行期」「休止期」の3段階となりますが、もう少し詳しくお話しすると、成長期は前半と後半の2パターンに分かれます。

したがって、厳密にいうと毛周期は「成長期前半」「成長期後半」「退行期」「休止期」の4つに分かれていることになるんですよ。

では、そんな4つの毛周期にどんな特徴があるのか、以下にまとめたのでご覧ください!

成長期(前半)

成長期は、毛を成長させるのに必要な栄養素が、毛乳頭から毛母細胞に積極的に送られます。

すると毛母細胞は、細胞をどんどん分裂させながら毛を再生させていくため、新たな毛が誕生するんですね。

ただし、この時期の毛は生まれたての赤ちゃんと同じなので、皮膚の表面にはまだ到達していません。

植物が地面から芽をだしているのと同じ状態ではありますが、毛根は表皮から深い部分に存在するため、皮膚の表面に毛を現す前段階となります。

成長期(後半)

成長期前半の毛がどんどん成長していくと、表皮にある毛穴から顔を出します。

黒い毛を目視で確認できる状態となり、一定の期間は細胞分裂を繰り返しているんですよ。

これがいわゆる、成長期の後半です。

細胞分裂が完全に止まるまでは成長を繰り返しているため、この時期に毛を剃っても、すぐにまた生えてきます。

脱毛の施術では、この成長期後半の毛を狙って脱毛を行うと、一番高い効果を実感できるといわれているんですね。

なぜなら、毛を再生させる組織の1つ「毛乳頭」と「毛球(毛根の1番下にあるふくらんだ部分)」が結合しているため、脱毛器による熱ダメージが発毛組織に伝わりやすくなるからです。

退行期

退行期は、毛を成長させる細胞分裂が完全に停止した状態です。

この段階ではまだ、成長期の後半と同じく毛穴から毛が生えている状態となりますが、毛乳頭から毛球が離れている状態となるんですね。

したがって、脱毛の施術を行なっても高い効果を期待することができません。

休止期

休止期は、毛が抜けた状態を指すお休みの時期です。

次の毛を成長させるまでの、準備を行っている期間となります。

毛母細胞へと栄養を送る毛乳頭も、休止期はお休みしている状態になるんですよ。

そのため、黒色のメラニン色素に反応させる一般的な脱毛方法では、反応する黒い部分が成長期と比較して薄くなってしまうため、高い脱毛効果を期待することができません。

だからこそ、脱毛の施術を行うクリニックやサロンでは、毛周期(成長期)に合わせて施術の予約を入れていくんですね。

なお、成長期〜休止期までは、以下のサイクルで繰り返し行われています。

毛周期のサイクル成長期前半 → 成長期後半 → 退行期 → 休止期

休止期のあとは、また成長期前半から始まると覚えておいてくださいね!

アンダーヘア(陰毛)はどんなペースで毛周期を繰り返している?

毛の生え変わりを現している毛周期は、部位ごとの毛によって、成長期や休止期の期間が異なります。

例えば、人間の体毛のなかで最も成長期が長いのは髪の毛です。

体の毛とは違い、髪の毛は長く伸ばすことができますよね。

これは、成長期が平均して2〜6年と長いからこその特権といえるでしょう。

一方、頭髪の休止期は3〜4ヶ月程度となるため、成長期の期間が圧倒的に長くなります。

そして肝心のアンダーヘア(陰毛)ですが、こちらに関しては成長期が1〜2年になります。

髪の毛の次に成長期が長い部位となりますが、皮膚の表面に見えている成長期の陰毛は、全体の20〜30%程度なんです。

したがって、一度の脱毛の施術で効果を発揮するのは最大で全体の2〜3割となるので、回数を重ねないと全部の毛に対して脱毛効果を期待できません。

なお、1度の施術で2〜3割の毛を脱毛できるなら、ツルツルになるまでに必要な回数は4〜5回だと思われがちですが、これは違います。

成長期に移行するタイミングは1本1本それぞれなので、一度の脱毛で必ずしも2〜3割の毛に脱毛効果を発揮するとは限らないからです。

さらに陰毛は、休止期が1〜1年半と長めなので、時間をかけてしっかりと脱毛していかないと、後から目立つ毛が生えてくることもあるでしょう。

脱毛に効果的な陰毛の「成長期」はどうやって見極める?

見極める

脱毛に効果的な周期は、残念ながら目で見て確認することができません。

なぜなら、皮膚の表面に生えている毛は成長期後半のものもあれば、退行期に移行しているものもあるからです。

毛に詳しい脱毛のプロであっても、これを確実に見極めることはできないんですよ。

ただし、脱毛に効果的な周期を確実に見極めることができなかったとしても、次でご紹介する効率的な通い方を参考にしていただくと、回数をできるだけ無駄にせずに通えます!

男のアンダーヘア脱毛で回数を無駄にしない効率的な通い方!

男の陰毛を、脱毛の施術によって効率よくお手入れしたいのであれば、2〜3ヶ月おきのペースを守って通うことが大切です。

なぜ、2〜3ヶ月おきが良いのかというと、成長期の毛が最も多いタイミングで施術することができるからです。

先ほどもご紹介しましたが、皮膚の表面に生えている成長期後半の毛は、全体の20〜30%です。

1本1本の毛はそれぞれ毛周期のタイミングが異なりますが、それでも2〜3ヶ月おきに脱毛できれば、成長期後半の毛を1番多く狙って施術していくことができるんですよ。

脱毛に通い始めると、急な予定が入って予約をキャンセルすることもありますよね。

しかし、このような事態がたびたび続くと、クリニックやサロンのスタッフも毛周期を把握できなくなってしまうため、できるかぎりペースを崩さないように通い続けることが大切です!

生活習慣の乱れは毛周期が乱れやすいので要注意!

不規則な食生活や睡眠不足といった生活習慣の乱れが続くと、自律神経に悪影響をきたし、ホルモンバランスが崩れてしまいがちです。

男性には、男性ホルモンだけでなく女性ホルモンも分泌されていますが、この両者のバランスを良好に保つことにより、正常な毛周期を保つことができるんですね。

ちなみに、毛周期が乱れると脱毛の施術に同じペースで通っていたとしても、脱毛効果に差が出てきてしまいます。

このような事態を引き起こさないためには、バランスの良い食事や早寝・早起きといった、規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。

脱毛効果を高める陰毛の毛周期のまとめ

今回は、脱毛効果を高める「毛周期」について詳しくご紹介しました。

男の陰毛を、脱毛によって効率よく処理したいのであれば、毛周期をきちんと守って通うことが大切です。

クリニックやサロンで推奨している施術間隔を参考にしながら、最後までしっかりと通い続けましょう。

なお、サロンの光脱毛に関しては、脱毛器の照射威力がクリニックよりも劣るため、月に1度のペースで通える可能性があります。

このような規定を設けている場合には、上記でご紹介した2〜3ヵ月おきの脱毛間隔にとらわれず、サロンが勧めるペースを優先させてくださいね!