【男のアンダーヘア処理に毛抜きはNG!】Vラインの毛を抜いたらブツブツが発生!その正体と対処法とは?
アンダーヘア(陰毛)が長すぎると、見ためが不衛生だったり、巻き込みトラブルで不快な思いをしたりしますよね。
このような状態を改善するために、毛抜きを使ってアンダーヘアを抜いてしまう男性がいます。
しかし、この方法で処理を行っていると、ブツブツが発生してしまう可能性があるんです!
Vラインにできたブツブツの正体がいったい何なのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- Vラインにできたブツブツの正体は?
- 毛抜きで処理するとなぜブツブツができる?
- ブツブツを発生させないアンダーヘアの処理法!
この3つを中心にご紹介します!
Vラインにできたブツブツの正体は?
Vラインに発生したブツブツの正体は、次の4つの可能性があります。
埋没毛
埋没毛は、アンダーヘアの処理が原因で皮膚の中に毛が埋もれている状態です。
特に毛抜きを使った処理法では、引き抜いた際に毛穴に傷をつけて、かさぶたを作ってしまうため、次に生えてきた毛が皮膚の表面から顔を出せず、このような状態を発生させるんですね。
黒いポツポツや赤いブツブツが気になり、再度毛抜きを使って取り除こうとする人がいますが、これは得策ではありません!
このような状態を続けると、悪化して重度の肌トラブルを引き起こす可能性もあるため、赤みや痒みがひどいときには皮膚科を受診しましょう。
なお、赤みのない黒いポツポツ程度であれば、古い角質を取り除けるピーリング石鹸や、スクラブ剤で改善できる可能性があります。
毛嚢炎
毛嚢炎(もうのうえん)とは、人間の皮膚の常在菌として存在する黄色ブドウ球菌が、傷口に侵入し、毛包に炎症を引き起こす疾患です。
見ためは、ニキビやあせものように見えますが、放置すると悪化する危険性があるため、ブツブツの数が多かったり、痛みがあったりするときは皮膚科にて抗菌剤を処方してもらいます。
自分が毛嚢炎なのか、その他の皮膚疾患なのか診断がつかなくて心配な場合には、医師に診てもらうと安心です。
ニキビとの違い
ニキビは、「アクネ菌」や「マラセチア菌」と呼ばれるカビの一種によって引き起こされます。
顔にできるニキビの大半はアクネ菌によるものですが、Vラインをはじめとする体にできるニキビは、マラセチア菌の可能性も高いんですね。
両方の可能性を考慮して、治療する必要があります。
抗菌効果に優れた皮膚治療薬として、クロマイ- N軟膏が薬局で販売されていますが、炎症がひどい場合は医療機関を受診した方が良いでしょう。
粉瘤
Vラインに発生するブツブツとしても有名なのが、粉瘤です。
粉瘤は、肌の内部に皮脂や老廃物が蓄積されることにより、ニキビのようなブツブツを作り出します。
見ためで判断できる材料としては、ブツブツに開口部と呼ばれる黒い小さな穴があるかです。
放置していると悪化する可能性もあるため、医師に診断してもらうのが良いですね。
ほとんどのケースでは経過観察となりますが、炎症が強かったり、大きくなったりしてしまうと、手術で取り除く場合もあります。
毛抜きを使うとブツブツが発生するリスクがなぜ上がる?
気になるブツブツの正体がある程度判明したところで、次に注目したいのは、毛抜きを使うとブツブツを発生させるリスクが、なぜ高まるのかです。
大きな理由は、主に以下の2つが該当します。
肌に大きな負担がかかる
毛抜きで毛を引っこ抜くと、瞬発的に大きな負担がかかることをご存知でしょうか。
なぜなら、自分では毛のみを上手に引っ張っているつもりでも、毛穴まで引っ張ってしまい、肌に負担をかけているんですね。
傷をつけてかさぶたを作ると埋没毛を引き起こすきっかけとなります。
また、炎症によって肌内部で防衛本能が働くと、メラニン色素を大量に生成してしまうんですよ。
その結果、色素沈着を引き起こし、シミを作り出す可能性も否めません。
ブツブツは一時的なものかもしれませんが、シミは一生残る可能性があるため、毛抜きを使った処理法は要注意です!
雑菌が侵入しやすい
毛抜きを使ったことで毛穴の表面に傷ができると、そこから雑菌が侵入しやすくなります。
特に、皮膚の常在菌として存在する黄色ブドウ球菌やマラセチア菌には注意が必要です。
強い炎症を引き起こし、痒みや痛みを発生させる可能性もあります。
ブツブツを予防できるVラインの処理法はある?
Vラインに、ブツブツを発生させない方法でアンダーヘアを処理したいのであれば、以下の2つの方法でムダ毛処理を行いましょう。
カミソリは使わずにハサミを使う
自己処理に毛抜きがNGなのはわかっていただけたと思いますが、実はカミソリも危険なんです。
毛抜き同様に、ムダ毛処理をしている最中で皮膚の表面に傷をつける恐れがあるんですよ。
このような事態を避けたいのであれば、肌に直接刺激を与える毛抜きやカミソリは避け、ハサミを使って処理するのが良いでしょう。
ハサミで長さを整えてあげるだけで、見ために清潔感が出ます。
また、長すぎるアンダーヘアをカットしてあげると、竿と玉袋のあいだに毛が巻き込むといった不快なトラブルも解消できますね。
ただし、適当に長さをカットするだけだとバランスが悪くなる可能性もあるため、デザインを重視してカットするのが成功のコツです。
すきバサミやトリマーなどを利用すると、不器用な人でも上手に仕上げられます!
脱毛クリニック・サロンを活用する
ブツブツをはじめとする、アンダーヘアの自己処理による肌トラブルを避けたいのであれば、脱毛クリニックやサロンを利用しましょう。
クリニックやサロンのメンズVIO脱毛であれば、肌に負担をかけることなく不要なムダ毛だけを狙い撃ちすることができます。
即効性の高い方法ではありませんが、回数を重ねるうちに薄くなり、将来的なムダ毛処理の手間を省けるのがメリットです。
なお、クリニックとサロンでは使用する脱毛器に違いがあることを覚えておいてください。
クリニック脱毛で使用する医療レーザー脱毛器は、半永久的に脱毛効果を発揮する永久脱毛が可能です。
一方、サロン脱毛で使用する光脱毛器は、発毛組織を完全に破壊するパワーがないため、永久脱毛ができません。
痛みが少ない・通いやすいといったメリットはありますが、このようなデメリットがあることを認識しておくと良いですね。
脱毛はVラインにブツブツがあっても可能?
クリニックやサロンの脱毛は、Vラインにブツブツがあっても施術が可能です。
炎症部分はシールを使って保護しなければいけませんが、問題ない程度であればそのまま施術が受けられる可能性も高いんですね。
ただし、ブツブツが発生している弱った肌状態では、脱毛後にトラブルが発生するリスクがあるため、迅速に対応してもらえるクリニックを選んだ方が良いですね。
クリニックなら医師が常に常駐しているため、脱毛後にトラブルが発生した際にもスムーズに対処してもらえます。
レーザーを照射するスタッフも、医療資格のある看護師となるので、安心してお任せできるでしょう。
男のアンダーヘア処理後に発生するブツブツまとめ
今回は、男のアンダーヘア処理後に発生するVラインのブツブツの正体についてご紹介しました。
Vラインにできたブツブツがなかなか改善されない場合には、皮膚科を診断して早めに治療することが大切です。
また、ブツブツを引き起こすきっかけとなる、毛抜きを使った処理は、すぐに止めた方が良いですね。
上記でご紹介したブツブツを発生させない方法で、アンダーヘアの処理をぜひ検討してみてください!