髭脱毛の前、日焼けは何日前まで大丈夫?「〇日空ければOK」で考えると失敗しやすい理由

髭脱毛前 日焼け 何日前まで ひげ脱毛の基礎知識

髭脱毛の日焼けに「何日前までならセーフ」という決まった日数はありません。クリニックが見ているのは日焼けから何日経ったかではなく、当日の肌の色が元に戻っているかだからです。目安としては、軽く赤くなってすぐ引く程度なら2週間ほど、肌の色が変わって残るレベルなら1か月以上、全体的にしっかり焼けた場合は3か月かかることもあります。

さらに顔は毎日紫外線を浴びる場所なので、「数日だけ避ければいい」という考え方自体が通用しにくい、というのがいちばんのポイントなんです。

「日焼けの何日前までならOK」という数字は、実はどこにも決まっていない

まず知っておいてほしいのが、施術の可否は経過日数ではなく、当日その場の肌状態で決まるということです。「先週焼けたから、あと〇日待てば打てる」という計算は、残念ながらあまり意味がありません。

理由はレーザーの仕組みにあります。髭脱毛のレーザーは黒いメラニン色素に反応して熱を出す方式なので、日焼けで肌のメラニンが増えていると、毛だけでなく肌の表面にも熱が入ってしまいます。焼けた状態のまま通常の出力で打つと、やけどや色素沈着のリスクが上がるんですね。だからクリニックは照射前に肌を必ずチェックして、その日に打てるかどうかを判断します。

つまり「何日前まで」という質問に日数で答えられる医院はほぼなく、実際には肌の色が普段どおりに戻っているかどうかで見られる、と考えておくのが正確です。肌質や焼け方には個人差があるので、同じ「1週間前に焼けた」でも人によって判断が変わります。

目安になるのは「日数」ではなく「肌の色が戻ったかどうか」

それでも、ざっくりした復帰の目安はあります。基本の考え方は、赤みや黒みが引いて元の肌色に戻っていれば打てる、戻っていなければ日数に関わらず見送り、というシンプルなものです。

日焼けの状態 元の肌色に戻るまでの目安 照射できるかの考え方
少し赤くなって、すぐ引いた程度 2週間ほど 色が戻っていれば打てることが多い
肌の色が変わって残っている 1か月以上 色が引くまでは基本的に見送り
全体的にしっかり黒くなった 3か月かかることも 完全に戻るまで待つ判断になりやすい

これはあくまで一般的に言われている目安で、最終的にはその日の医師や看護師の判断になります。特に「もう戻ったかな」という自己判断は当てにならないことが多いので、微妙なときほど早めに確認しておくと安心です。

顔は毎日紫外線を浴びるから、「数日避ける」がそもそも通用しにくい

ここが髭脱毛ならではの難しさです。腕や脚、VIOなら服で隠せますが、顔は基本的に一年中むき出しで、通勤・通学しているだけでも紫外線を浴び続けています。

しかも男性の場合、顔に日焼け止めを塗る習慣がない人が多いですよね。髭を剃った口まわりに日焼け止めを塗るのに抵抗がある、という声もよく聞きます。そうなると「施術の数日前から気をつければいい」ではなく、脱毛に通っている期間はずっと焼けないよう意識しておく、というのが現実的な話になります。

日焼け止めの塗り方や、当日だけ落とす必要がある理由については、別の記事で詳しくまとめています。顔の日焼け対策で毎回悩んでいる方は、そちらもあわせて読んでみてください。

「日焼け止めを塗っていたから平気」がいちばん多い勘違い

結論から言うと、日焼け止めを塗っていた=焼けていない、ではありません。判定されるのは塗ったかどうかではなく、実際に肌が焼けているかどうかです。

日焼け止めは紫外線を減らしてくれますが、汗や擦れで落ちますし、塗り直しをしなければ完全には防げません。海やゴルフ、屋外イベントのあとは「対策していたのに焼けていた」ということが普通に起こります。

さらにややこしいのが、施術当日については逆の話になる点です。照射部位に日焼け止めが残っていると、レーザーが毛穴まで届きにくくなったり、当日は照射前に落とすよう指示されることがあります。普段は塗る、当日は落とす——この切り替えがあるので、「塗っていれば安心」で片づけないほうがいいんです。

焼けたまま行くと、断られるだけでなく「1回分ムダ」になることがある

焼けた状態で来院した場合に起こるのは、施術を断られるパターンだけではありません。むしろ地味に痛いのが、出力を下げて打たれるパターンです。

焼けた肌にそのままの出力を当てるとやけどのリスクがあるため、医院はやむを得ず出力を落とします。ところが髭は濃くて太い毛なので、弱い出力で打っても効きが悪く、せっかく1回受けても手応えがほとんど残らない、ということになりがちです。やけどが色素沈着(シミ)に発展するリスクもあり、こうなると回復を待つぶん脱毛全体が長引きます。詳しくは髭脱毛でやけどしたらシミになる?の記事で解説しています。

加えて、料金プランによっては日焼けでキャンセルや部分照射になっても1回分を消化扱いにする医院もあります。無期限プランでなければ有効期限の問題も出てきます。「今日は打てません」で終わると、交通費と時間、場合によっては1回分まで失うことになるわけです。

使うレーザーによっては、多少焼けていても打てることがある

先に言っておくと、「焼けていても打てる機種がある」のは本当ですが、それは「焼けていてもベストな結果が出る」という意味ではありません。あくまで断られにくい、という話です。

レーザーには種類があり、日焼け肌との相性が違うと一般的に言われています。ざっくり整理すると次のとおりです。

レーザーの種類 日焼け肌との相性 ざっくりした特徴
アレキサンドライト 苦手なほう 黒に強く反応する分、焼けた肌にも反応しやすい
ダイオード(蓄熱式・メディオスターなど) 比較的対応しやすいとされる 弱い熱をためて効かせる方式
YAG 比較的対応しやすいとされる 波長が長く、肌の色の影響を受けにくいとされる

私自身、メディオスター・アレキサンドライト・YAGの3種類で髭脱毛を受けてきましたが、機種によって肌への当たり方が違うのは実感としてもあります。ただ、どの機種を置いているか、日焼け肌にどこまで対応するかは医院ごとにまったく違います。

屋外の仕事やスポーツで焼けやすい自覚がある人は、カウンセリングの段階で「焼けやすいんですが対応できる機械はありますか」と聞いておくのが確実です。効果の出方には個人差があるので、機種選びも含めて医師に相談してください。

日焼けした・する予定があるなら、予約前にやっておくべきこと

ここまでを踏まえると、やるべきことは一つです。自己判断で当日いきなり行くのをやめて、予約前にクリニックへ確認すること。これだけで、行ったのに打てなかった、という一番もったいない結果を避けられます。

具体的には、肌の色に変化が残っている、または海・ゴルフ・屋外イベントなど焼ける予定が施術の2〜4週間以内にあるなら、予約を入れる前に電話や公式LINEで相談しておきましょう。写真での事前チェックを受け付けている医院も増えているので、当日の空振りを防げます。焼ける予定が先にわかっているなら、その予定を避けて施術日を組むほうが結局はスムーズです。

そして通い始めるなら、最初のカウンセリングで自分の生活スタイル(屋外にいる時間が長いかどうか)を正直に伝えておくこと。使う機種や通うペースの相談ができますし、焼けやすい人ほど早めに計画を立てておいたほうが、余計な足踏みをせずに済みます。どのクリニックを選ぶか迷っている段階なら、おすすめのメンズ脱毛クリニックの比較記事も参考にしてみてください。

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