7種類の脱毛方法を解説!ヒゲ脱毛に向かない方法もあるので要注意!

2017-06-30

 

7つの脱毛方法

脱毛には7種類の方法があります。ただし、髭脱毛には向かない方法や効果がない方法もあるので注意が必要です。

この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどを解説しています。

7種類の脱毛方法

毛抜き

毛抜き

ピンセット(毛抜き)で毛を引き抜いて処理していきます。抜くだけなので当然また生えてくるため、永久的な脱毛効果は期待できません。

手軽な方法ですが、抜く行為は毛を太くしてしまう可能性があるため、脱毛したつもりが余計に濃くなってしまったという結果を招くこともあります。

また、皮膚内で発毛・成長してしまう「埋もれ毛(埋没毛)」が発生する場合もあります。埋もれ毛が発生したら無理にほじくり出すのは禁物です。

皮膚を傷つけ、出血により色素沈着を起こす可能性もあるので、自然排出を待つか皮膚科で取り除いてもらうようにしてください。

ブラジリアンワックス

7つの脱毛方法

ブラジリアンワックスとは、温めたワックスを毛に塗り、その上にストリップスという紙を乗せ、紙を剥がして一気に毛を抜く脱毛方法です。

薄くて細いヒゲであれば、髭脱毛もできないことはありません。通常は、髭は非常に毛根が強いため、無理に抜くと強い痛みを生じ、肌へのダメージも大きくなります。

肌がダメージを受けた結果、埋もれ毛が発生する場合があり、ニキビに似た症状である毛嚢炎(もうのうえん)を発症するケースも出てきます。

また、毛の長さが1cm以上ないとワックスが絡みづらいのも難点です。1cm以上になるまで髭を伸ばせる人は限られてきますから、その点でも髭脱毛には向いていないといえます。

除毛クリーム

除毛クリームでの脱毛は、毛を抜くのではなく溶かして処理をします。皮膚の表面に出ている毛を溶かすだけなので、効果は一時的です。

ただし、顔や髭に使用できる除毛クリームは存在しません。これは、除毛クリームに含まれているチオグリコール酸カルシウムが原因です。

チオグリコール酸カルシウムは毛を溶かすほどの強力な成分であるため、肌への刺激が非常に強く、使用中にヒリヒリとした痛みを生じる場合もあります。

くれぐれも、髭脱毛には除毛クリームを使用しないようにしてください。

家庭用脱毛器

家庭用脱毛機

家庭用脱毛器は多くの種類が販売されていますが、仕組みで分けると3つのタイプに分類されます。

・抜くタイプ
安価なものが多く、剃り跡が気になる人におすすめ。抜くので痛みは強めです。

・熱線で毛を焼き切るタイプ
剃り跡は気になるけれど抜くのは痛くて耐えられない、そんな人におすすめです。家庭用脱毛機の中でもっとも痛くないのがこのタイプです。

・光脱毛タイプ
光の熱で毛根を焼いて処理していく仕組みです。安全性に配慮して出力が抑えられているため、効果を実感しにくいのがデメリット。

脱毛器によっても効果が変わり、痛みの強さも違ってきます。

針(ニードル)脱毛

針(ニードル)脱毛はクリニックやエステで採用されている、永久的な効果が期待できる脱毛方法です。

毛1本1本に針を指し、微弱な電流や高周波を流して処理していきます。1本ずつ処理ができるので、髭をデザインすることも可能。効果は抜群ですが、高い技術が必要な脱毛方法ゆえに、エステティシャンの技術次第になってしまうのが難点です。上手な人は早くてキレイで痛みの少ない処置をしてくれます。

また、時間と手間がかかるため、料金は高額になり30~50万円程度です。さらに、針を毛母細胞まで刺して電流や熱を流すため、非常に痛みが強くなります。

光脱毛

光脱毛はエステや脱毛サロンで行われている脱毛方法で、永久脱毛の効果はありません。

サロンによって名称が異なり、「フラッシュ(ライト)脱毛」とも呼ばれています。「IPL脱毛」「SSC脱毛」も光脱毛の一種です。

光の熱で毛根を焼いて処理していきますが、出力が弱いので痛みはそれほどありません。

比較的安い料金で受けられることもあり、お試しで脱毛してみたい人向きの脱毛方法といえます。

出力が弱いため、脱毛完了までに時間がかかるのがデメリット。医療機関での施術ではないので、肌トラブルが起きても対処してもらえないという問題もあります。

レーザー脱毛

レーザー脱毛

レーザー脱毛はクリニックや美容外科、皮膚科などの医療機関のみが行える、永久的な効果が期待できる医療脱毛です。

レーザーの出力が強く、処理したい毛を確実に狙えるため、高い脱毛効果を発揮します。反面、強い出力による痛みがあります。場合によっては麻酔を使用することもあり、施術後に肌が赤くなる人もいます。最新のレーザー脱毛機であるメディオスターは、痛みがかなり軽減されています。

医療機関での施術なので、肌トラブルが起きた場合には薬を処方してもらえるのがメリット。出力が強いことから、脱毛完了までの期間が短い利点もあります。

レーザー脱毛は医療行為になりますが、自由診療なので保険は使えません。そのため、光脱毛に比べると料金は高く、10~20万円ほどになります。

まとめ

7種類の脱毛方法の中で髭脱毛に向かないのは、毛抜きとブラジリアンワックス、除毛クリームです。

どれも永久的な脱毛効果は期待できず、毛や肌に与える影響が大きいので、残りの4種類から選ぶことでヒゲ脱毛の失敗はなくなります。

永久脱毛をしたいのであれば家庭用脱毛器、光脱毛も選択肢から外れます。最終的には、針脱毛かレーザー脱毛を選ぶことになりますが、痛みが軽減され料金も低いレーザー脱毛を多くの人は選んでいます。