【メンズ脱毛 基礎知識】髭脱毛後に運動してはいけない理由とは?守らないと何が起きるのか徹底解説!
サロンやクリニックで髭脱毛した後は、「激しい運動は避けてください」といわれますよね。
しかし、運動を避けなければいけない理由については説明されないことが多いため、
「なんで運動しちゃだめなの?」
このように、不思議に思う人も少なくありません。
そこで今回は、髭脱毛後に運動してはいけない理由についてしっかりと解説していきます!
- 運動したらどうなる?
- 運動はいつまで控えるべき?
- 運動以外のNG行動とは?
このような疑問についても一つ一つ解決していくので、ぜひ参考にしてみてください。
髭脱毛前と後では肌状態が大きく変わる!
サロンやクリニックで行われている髭脱毛の多くは、肌の表面から光やレーザーを照射します。
黒色のメラニン色素に反応する光やレーザーを当てることで、発毛組織を熱破壊し、毛の再生能力を低下させることができるからです。
脱毛した後は、赤みが出たり痛みが残ったりすることもありますが、大きな変化を感じない人も少なくありません。
したがって、見た目には脱毛前と脱毛後の肌状態の違いがよくわからないんですね。
しかし、脱毛前と脱毛後の肌状態を比較してみると、肌内部の温度は大きく異なります。
光やレーザーを使って高温の熱を照射した後は、肌内部に熱がこもり「軽い火傷状態」を引き起こしているんです。
これに気がつかず、血行を促進する運動などを行うと、軽い火傷状態が「重い火傷状態」に、いつのまにか変わってしまうことも少なくありません。
髭脱毛後に運動してはいけない3つの理由
髭脱毛した当日に運動をすると、
- 肌の炎症を悪化させる
- 菌が繁殖して肌トラブルを引き起こす
- 色素沈着による黒ずみが発生する
この上記3つの可能性が出てきます。
ではどういうことなのか、具体的に解説していきますね!
体温が上昇すると炎症が悪化しやすい
髭脱毛後の肌は、先ほどご紹介したとおり「軽い火傷状態」を引き起こしています。
この状態で、体温を上昇させるマラソンやジョギングといった「有酸素運動」や、腹筋や腕立てといった「無酸素運動」を行うと、肌内部の熱が上昇し、炎症を悪化させてしまうんですね。
- 肌が痒くなる
- 肌がヒリヒリとする
- 肌表面に赤みが発生する
このような、脱毛直後には見られなかった症状を、引き起こしてしまうケースも少なくありません。
さらに、炎症が悪化した状態を放置してしまうとズキズキとした痛みを伴うため、注意が必要です。
汗をかくと菌が繁殖しやすい
運動すると、体温が上昇しますよね。
人間の体は、体温が上がると調節するための防衛本能が働きます。体温を下げようと、活発に汗を分泌するんですね。
この汗をそのまま放置してしまうと、雑菌が繁殖し、毛穴に侵入することで炎症を引き起こしてしまう可能性が高まります。
ニキビのような赤いポツポツが発生する程度で済めば良いですが、化膿すると膿んでしまうこともあるでしょう。
このような症状を毛嚢炎(もうのうえん)と呼びますが、重度になると皮膚科にて薬を処方してもらわなければいけません。
次回の脱毛の施術にも大きな影響を及ぼすため、このような状態を引き起こさないためにも、髭脱毛後の運動は控えるべきです。
外で運動すると日焼けリスクが高まる
マラソンやジョギングは、室内ではなく外で行うことが多いですよね。
髭脱毛後の肌は非常にデリケートなため、運動目的で外出して紫外線に当たってしまうと、色素沈着を引き起こして、黒ずみを発生する可能性があります。
一度黒ずみができると、すぐに解消することができないため、
- 髭脱毛の施術ができなくなる
- 黒ずみ部分がシミになる
このような、最悪の事態を引き起こしてしまうケースも出てくるんですね。
特に、春から夏にかけては紫外線が最も強い時期となるため、髭脱毛後に外で運動するのはもちろん、日焼け対策を行わずに外出するのも避けた方が良いでしょう。
髭脱毛後(当日)は運動以外のNG行動にも気をつけよう
髭脱毛をした後に控えた方が良いのは、運動だけではありません。
今からご紹介する3つのNG行動も、肌に赤みや痒みを引き起こしてしまうため、運動と同時に控えてください。
NG① 入浴・サウナ
髭脱毛をした当日に、熱い湯船に浸かったり、サウナに入ったりすると、体温を上昇させて痒みや赤みが出るきっかけとなってしまいます。
また、湯船の中には目に見えない雑菌がたくさんいます。お湯の温度に限らず、当日は避けるのが無難ですね。
髭脱毛をした当日は、ぬるま湯のシャワーで汚れをさっと洗い流すようにしてください。
なお、顔を洗う際には石鹸をしっかりと泡立て、泡のクッションで洗うようにしましょう。強くこすったり、タオルでゴシゴシと拭いたりするのもNGです。
NG② シェービング
髭の濃い人は、脱毛した後にヒゲが伸びてくると、ついシェービングしたくなりますよね。
しかし、髭脱毛をした当日は肌が軽い火傷状態に陥っているため、通常よりもかなりデリケートです。
いつもの感覚でシェービングをすると、肌の炎症を悪化させるきっかけとなります。脱毛をした翌日まで、控えた方が良いですね。
さらに、赤みや痒みを引き起こしている場合には、症状が落ち着くまでシェービングを止めておきましょう。
伸びたヒゲが気になるようであれば、マスクをしたり、ハサミで切って整えたりするのがおすすめです。
NG③ 飲酒
髭脱毛当日の飲酒は、なるべく控えるようにしてください。
これは、サロンやクリニックでも言われることですが、お酒を飲むことによって血行が良くなると、赤み・痒み・炎症を引き起こすきっかけとなります。
たとえ運動を控えたとしても、お酒を飲むことによって血行が促進されてしまうので、髭脱毛当日のアルコール摂取は、激しい運動同様に控えなければいけません。
髭脱毛後の運動や入浴はいつまで気をつけるべき?
髭脱毛後の運動や入浴は、脱毛の施術を受けた当日のみ気をつければ大丈夫です!
翌日からは、通常通り運動や入浴を取り入れることができます。
ただし、
- 赤みが残っている
- 痒みがおさまらない
- ヒリヒリ感が治らない
このような症状が、髭脱毛した翌日になってもおさまらない場合には、運動や入浴を控えて、様子を見ることが大切です。
3日以上たっても症状が変わらない場合には、髭脱毛の施術を受けたサロンやクリニックに、電話で相談してみましょう。
髭脱毛後は肌の乾燥にも気をつけよう!
髭脱毛の施術で、光やレーザーを浴びると、熱によって肌の水分が損なわれ、非常に乾燥しやすい状態となります。
この状態を放置してしまうと、外的刺激に弱い環境を作り出してしまうため、ちょっとしたことで肌トラブルを引き起こすようになるんですね。
そこでいつも以上に力を入れたいのが、スキンケアです。
化粧水や乳液を使い、肌をしっかりと保湿してください。
なお、メンズ用に販売されている化粧品の多くには、スーッとする清涼成分「アルコール」や「メントール」が配合されています。
使い心地は良いのですが、このような成分が配合されていると肌への刺激となってしまう可能性もあるので、保湿成分をメインにした敏感肌用の化粧品を選ぶのが良いでしょう。
男性用で見つけられなければ、女性用の化粧水や乳液を使うのがおすすめです。
朝と夜の一日2回、洗顔後に必ず使用するようにしましょう!
ヒゲ脱毛後に運動をしてはいけない理由のまとめ
今回は、髭脱毛後に運動をしてはいけない理由についてご紹介しました。
髭脱毛した当日の肌は、熱によって軽い火傷を引き起こしています。
これは誰にでも当てはまることなので、たとえ赤みや痒みといった特別な変化がなくても、運動や入浴といったNG行動は、控えなければいけません。
特に異常がなければ、翌日には元の生活に戻ることができるので、必ず厳守するようにしてくださいね!