医療脱毛後に自然と毛が抜ける時期がわかる!勝手に抜くのは危険!

2020-06-27

医療脱毛をして1週間も経つのに、髭が生えてきて「もしかしたら脱毛失敗?」と不安に思うことはありませんか?

脱毛ができてない不安からか、髭を自分で抜いてしまう方もいます。

今回は、初めて医療脱毛をした人のために、自然に髭が抜ける時期と髭を抜く危険性についてお伝えします。

髭が自然に抜ける時期がわかれば焦って髭を抜く必要もなく、彼女とのデートや同窓会など、大切な日から逆算して脱毛ができるので、ぜひ参考にしてみてください。

医療脱毛してもその日には髭は抜けない!

医療脱毛をするとその日のうちに髭が抜けてツルツルの肌になると思っている方がたくさんいます。医療脱毛は効果が高いので、期待も大きく膨らむからでしょう。

結論から言いますと、レーザー脱毛をした日に髭が抜けることはありません。特に初回の脱毛では髭が抜け落ちるまでに時間がかかります。

レーザー脱毛後も、これまでと同じように生えてきます。

髭(体毛)には毛周期とよばれる、髭の生まれ変わるサイクルがあります。毛周期には、大きく3つのサイクルがあります。

  1. 成長期:髭が生えている状態(全体の70%~80%の割合)
  2. 退行期:髭が抜け落ちる前
  3. 休止期:毛穴があっても髭のない状態

毛周期は一般的に8週間から12週間で1サイクル。

毛周期の中で脱毛できるのは、成長期の髭だけです。

レーザー脱毛の場合、黒色(メラニン色素)に反応させて脱毛するため、髭のない状態では脱毛できず、休止期が終わって成長期に入れば髭は生えてきます。

また、成長期に入ったばかりの髭は、脱毛効果が限定的です。そのため、成長期の髭の割合は全体の70%~80%でも、初めての脱毛で効果があるのは20%~30%です。

つまり、初回の脱毛だけですべての髭を脱毛することはできず、毛周期にあわせて脱毛回数を重ねていかないとツルツルの肌にはならないのです。

おおよその目安で、ヒゲが薄い人で5~10回、ヒゲが濃い人は10~20回は通う必要があります。

医療脱毛から何日後に髭は抜ける?

医療脱毛の種類、個人差によって違いはありますが、初回の施術から1週間~3週間で髭はポロポロと抜け始めます

もし大切な日に髭を薄くしておきたい場合は、その日から1カ月ほど前までに施術を行っておくことをおすすめします。

施術後も髭が伸びているように見えますが、髭を成長させる組織は破壊されていて、生えていた髭が毛穴から押し出されているだけなのです。

自然に抜け落ちた髭をみれば、毛根がない毛になっています。

髭の抜け方は、指で軽くこすったり、顔をタオルで拭いたりすると、ポロポロ抜けてきます。毛抜きで抜いたときのような痛みもありません。

医療脱毛したのに髭が抜けない原因

医療脱毛をしたあと、髭が抜けない理由は大きく3つあります。

☑POINT?髭脱毛の回数が少ないから

?レーザーの出力が少ないから

?白髪(しらが)や産毛(うぶげ)だから

なぜ抜けなかったのかを1つずつ解説をしていきます。

原因1:髭脱毛の回数が少ないので抜けない

まず1つめは、髭脱毛の回数です。個人差はありますが、医療脱毛で髭が薄くなったと感じるまでは3回~5回の施術が必要です。

部位によっても実感に差があって、鼻下やあごの髭は太くて密度が濃い部分なので、脱毛効果を実感するまでに時間がかかります。

初めての施術なら、しばらく施術を重ねてみてください。

1年目でおよそ6回のレーザー脱毛を受けることができます。1年後の髭脱毛の効果はコチラの記事が参考になります。

原因2:レーザー出力が弱いので髭が抜けない

2つめは、レーザーの出力が弱いことが考えられます。

初めての医療脱毛の場合、クリニックではあなたの肌の負担を考えてレーザーの出力を抑えている場合があります。

いきなり強いレーザーを当てると、ヤケドや炎症など肌トラブルが出ることがあるためです。

施術回数が増えていけば、徐々にレーザーの強度を上げるのが一般的な方法なので、次回の施術で髭の脱毛の状態をクリニックに伝えてみることをおすすめします。

レーザー施術をしてくれる看護師さんに「照射レベルを1つ上げて下さい」と伝えるとわかってもらえます。痛い場合は、すぐに下げてもらうこともできます。

原因3:白髪や産毛なので髭が抜けない

3つめは、白髪(しらが)の髭です。

クリニックでも説明があると思いますが、レーザー脱毛は光が反応するメラニン色素がなければ脱毛できません。

白髪は色素がないため、脱毛ができないのです。白髪の髭を脱毛するなら、メディオスターという脱毛機かニードル脱毛を選ぶことになります。

レーザー脱毛後に髭を抜くと毛嚢炎や埋没毛に!

医療脱毛後すぐに髭が抜けないと焦って、毛抜きで髭を抜く人がいます。
しかし、抜いた場所からばい菌が入り毛嚢炎になったり、埋没毛になるためすぐに抜くのをやめてください

毛嚢炎はニキビのような赤くて小さなブツブツが出る皮膚の病気のひとつで、周囲に不潔な肌の印象を与えてしまいます。

せっかくきれいな肌になるため脱毛をしても、毛嚢炎で清潔なイメージを損なっては意味がありません。

症状が軽ければ毛嚢炎は自然に治ります。ただし重症化すると、かゆみや痛みが出てブツブツが広がってしまいます。

なぜ髭を抜くと毛嚢炎になるのかというと、髭を抜くと髭の周辺組織を引き剥がしてしまい、そこからばい菌が入ってしまうためです。

さらに、レーザーの熱で肌のバリア機能が一時的に損なわれているので、細菌に感染しやすい状態になっています。

また、髭を抜くと埋没毛のリスクがあります。

埋没毛は、皮膚の中で髭がくるくると丸くなって成長する状態です。皮膚の中で髭が成長してしまい、肌の炎症の原因になります。

髭を抜く行為は百害あって一利なし。自然に抜け落ちるまでゆっくり待ちましょう。

毛嚢炎や埋没毛に関する記事はこちらです。

医療脱毛の髭が抜ける時期のまとめ

医療脱毛をした後のヒゲが抜ける時期と、髭を抜くリスクについてまとめます。

✓この記事のポイント

1⃣医療脱毛してもその日には髭は抜けません

2⃣医療脱毛から1~3週間で抜けはじめる

3⃣髭が抜けない原因は、回数が少ないか、レーザーが弱いか、白髪だったか

4⃣レーザー脱毛後に髭を抜くと毛嚢炎や埋没毛になるので抜かない

レーザー脱毛後にひげ剃りをすると、明らかに髭が柔らかくコシがなくなっています。そこから、時間が経つとスルリと抜けてきます。

髭をこすると面白いように髭が抜けていくので、あなたにもぜひ髭が抜ける感動を味わっていただきたいと思います。

9,800円で髭脱毛を試せるプランもあるので、ご紹介しておきます。

湘南美容クリニックは、ヒゲ3部位(鼻下、アゴ、アゴ下)で1回9,800円です。

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