医療脱毛の【部位別】回数の目安!ヒゲ、腕、腹、VIO、足の脱毛で効果がでる回数を解説します
脱毛は部位によって必要な回数が異なります。
こちらでは医療脱毛に必要な部位ごとの脱毛回数と効果的な脱毛で脱毛回数を減らす方法についてまとめています。
医療脱毛を考えている方は、是非参考にしてみてください。
始める前に知っておきたい!医療脱毛に必要な脱毛回数とは?
脱毛箇所 | 自己処理が楽になるまで | 完全にツルツルになるまで |
---|---|---|
ヒゲ | 8~10回 | 12回 |
ワキ | 5~6回 | 6~8回 |
腕 | 5~6回 | 6~8回 |
腹 | 5~6回 | 8~10回 |
VIO | 6~8回 | 10回~ |
脚 | 4~5回 | 6~8回 |
上記の表は、部位ごとの自己処理が楽になるまでの回数の目安と、完全にツルツルになるまでの回数の目安をまとめたものです。
クリニックの通常の脱毛コース(5~6回)は、自己処理が楽になる程度の回数で設定されています。
そのため、ツルツルになるまで脱毛したい方はさらに脱毛回数が必要になり、料金も高くなります。
脱毛クリニックでは5~6回を多くの人が満足する回数として設定しているのでツルツルになるのではないかと勘違いしてしまいがちですが、ツルツルになるまでの回数はもっと多く必要なので注意が必要です。
部位によって脱毛回数が異なる3つの理由
部位によって脱毛回数が異なる理由には、以下の3つが挙げられます。
- 成長毛の割合が異なる
- 毛周期が異なる
- 毛量が異なる
こちらではそれぞれについて詳しく説明します。
【その1】成長期の毛の割合が異なる
肌の表面に見える毛には、根元の細胞に繋がっている成長期の毛と根元の細胞から既に離れてしまっている退行期の毛があり、その割合は部位によって異なります。
レーザーを照射して脱毛効果を得られるのは、根元の細胞に繋がっている成長期の毛のみなので、その割合が多ければ多いほど脱毛効果を早く得ることができ、脱毛回数が少なくなります。
【その2】毛周期が異なる
毛には毛周期と呼ばれる毛の成長のサイクルがあり、部位によって期間が異なります。
脱毛回数を少なくするためには部位ごとに適したタイミングで施術を行っていく必要がありますが、複数箇所契約している場合は同じ日にまとめて施術を行うことが多いため不適切なタイミングで施術をする箇所が出てきます。
その結果、効果的な脱毛ができず、回数を多く必要としてしまいます。
【その3】毛の質や量が異なる
毛量は部位によって異なり、髭やVIOのように毛量が多ければ多いほど脱毛回数を多く必要とします。
また、毛の質も部位によって異なり、二の腕や太もものような細い毛が生えている部位も脱毛回数を多く必要とします。
毛が細いとレーザーが反応しにくく、根元まで熱エネルギーが届かないためです。
効果的な医療脱毛で回数を減らす!気をつけるべき6つのこと
効果的な脱毛をするためには、以下の6点のことに気をつけることが大切です。
- 毛抜きでの処理を辞める
- 日焼け対策を行う
- 保湿して肌の潤いを保つ
- 痛みが苦手な方は麻酔を使う
- 毛の質に合わせた脱毛機を選ぶ
- ニキビや怪我を治す
こちらではそれぞれについて詳しく説明します。
【その1】毛抜きによる自己処理を辞める
脱毛を始める前や脱毛中は、毛抜きによる自己処理は絶対にNGです。
クリニックで最も導入されている熱破壊式の脱毛機は、毛のメラニン色素に反応して毛の根元まで熱エネルギーを届けることで脱毛を実現しているからです。
毛が無ければいくらレーザーを照射しても脱毛することはできないので、すでに毛抜きで処理をしてしまっている方は毛が生え揃うのを待ってから脱毛を始めましょう。
【その2】日焼け対策を行う
効果的な脱毛には、日焼け対策も重要です。
日焼けをした状態での施術は肌の火傷に繋がる恐れがあることから、日焼けをしている場合は施術を断られたり脱毛機の出力パワーを落とす必要があるからです。
施術の時期がずれたり脱毛機の出力パワーを下げることは脱毛の効果を下げる原因になるため、日頃から日焼け止めをこまめに塗るようにしましょう。
特に日差しの強い夏場は注意が必要です。
【その3】保湿して肌の潤いを保つ
肌に潤いがあるかどうかも効果的な脱毛には非常に大切です。
肌の水分量が多いほど照射するレーザーは毛の根元まで届きやすくなり、脱毛効果を高めてくれるからです。
また、施術中の痛みの軽減にも繋がるので、出力パワーを下げる必要も無くなります。
肌の潤いを保つためには、化粧水と保湿クリームを合わせて使うことがおすすめです。
自己処理の後や入浴後には必ず使用するようにしましょう。
【その4】痛みが苦手な方は麻酔を使う
施術時の痛みが辛い時には脱毛機の出力パワーを下げるか麻酔を使うかの2つ選択肢がありますが、効果的な脱毛をするなら麻酔を使用するのがおすすめです。
脱毛機の出力パワーを下げることは毛の根元に与えるダメージを少なくすることであり、脱毛効果を下げることに繋がってしまうからです。
麻酔の使用にはお金がかかりますが、出力パワーを下げると脱毛回数が増えて結局お金がかかってしまうので、麻酔を使用して少ない回数で脱毛を終えることを目指しましょう。
【その5】毛の質に合わせた脱毛機を選ぶ
毛の質に合わせて脱毛機を選ぶことも重要なポイントです。
毛の質に合っていない脱毛機による施術は毛が太く濃くなる硬毛化になるリスクがあり、脱毛回数が増えてしまうからです。
毛が濃くない人や二の腕や太ももなどの毛が細く柔らかい箇所を脱毛する場合は、熱破壊式の脱毛機ではなく蓄熱式の脱毛機を使用するようにしましょう。
脱毛機を選べるかどうかはクリニックによって異なるので、事前の確認が必要です。
【その6】ニキビや怪我を治す
施術当日にはニキビや怪我がない状態を心がけましょう。
ニキビや怪我がある部分はレーザーを照射すると症状の悪化に繋がるリスクがあり、多くの場合照射を避けられてしまうからです。
照射を避けられてしまえば脱毛効果は全く得られず、部分的に毛が残ってしまいます。
ニキビは睡眠不足や食生活の乱れ、ストレスが影響しているので、よくニキビができるという方は生活習慣の見直しが大切です。
医療脱毛に必要な回数のまとめ
脱毛は部位によって必要な回数が異なり、髭やVIOなどの毛量が多い箇所や腹などの比較的毛の薄い箇所は脱毛回数を多く必要とします。
しかし、今回ご紹介した効果的な脱毛にするための以下の6つを意識することで、脱毛回数を最小限に抑えることが可能です。
- 毛抜きでの処理を辞める
- 日焼け対策を行う
- 保湿して肌の潤いを保つ
- 痛みが苦手な方は麻酔を使う
- 毛の質に合わせた脱毛機を選ぶ
- ニキビや怪我を治す
医療脱毛を検討している方は、是非心がけてみてください。