医療レーザーを使ったヒゲ脱毛が超痛いって本当?痛みの理由と緩和するための対策法3つを伝授!
長年のコンプレックスである青ひげを解消したい男性から、大きな注目を集めている医療脱毛レーザーを使った「ヒゲ脱毛」。
しかし、ヒゲ脱毛には濃いヒゲや青ひげから解放されるメリットがある反面、脱毛の施術中に強い痛みを感じやすいデメリットがあります。
このデメリットがネックになってしまい、なかなかヒゲ脱毛に挑戦できないでいる方も、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、なぜ医療レーザーヒゲ脱毛は痛いのかを解説しながら、緩和するための対策法を伝授します!
涙が出てしまう痛みですが、そこまで不安にならなくても大丈夫です。
医療レーザーを使ったヒゲ脱毛とは?
ヒゲ脱毛には、以下の3つの種類があります。
1⃣医療レーザー脱毛
2⃣光脱毛(フラッシュ脱毛)
3⃣ニードル脱毛(美容電気脱毛)
医療レーザー脱毛は、医療機関であるクリニックでのみ取り扱われている脱毛方法です。
基本的には、黒色のメラニン色素に反応するレーザーを使って、発毛組織である「毛乳頭」を熱で破壊します。
光脱毛に関しても脱毛のメカニズムは同じですが、大きく異なるのは威力です。
一方、ニードル脱毛は、毛穴1本1本に直接針を差し込んで脱毛する施術となるため、上記2つの脱毛方法とはメカニズムが大きく異なることを覚えておいてください。
一部のクリニックでも実施されていますが、エステや脱毛サロンでも取り扱いがあります。
つまり、医療レーザーを使ったヒゲ脱毛とは、クリニックでのみ実施されているヒゲ脱毛になるんですね。
残念ながら、脱毛サロンやエステでは一切施術を受けることができません。
さらに、医療レーザー脱毛が他の脱毛方法と大きく異なるのは永久脱毛が可能な点です。
米国電気脱毛協会では、脱毛完了から1ヵ月経過した後の毛の再生率が20%以下だと、永久脱毛に当てはまるといわれています。
医療レーザー脱毛では、この点をクリアすることができているため、光脱毛のようなヒゲ脱毛後に濃いヒゲが再発するリスクは低くなっています。
医療レーザーヒゲ脱毛が超痛いのはなぜ?
医療脱毛レーザーを使ったヒゲ脱毛が強い痛みを感じるのは、次の3つの理由があるからです。
照射出力が高いから熱を感じやすい
医療レーザー脱毛器は、エステや脱毛サロンで取り扱いのある光脱毛器と比較し、強い威力があります。
一度に照射したときの出力が高いため、高温の熱が発毛組織周辺の皮膚に伝わりやすく、痛いと感じるんですね。
「熱いコップを肌に押し付けられた感じ」「ドライアイスに触ったような感じ」
医療レーザー脱毛の痛みをこのように表現する人がいますが、これはまさに熱による痛みが伝わっているからなのかもしれません。
皮膚の薄い口周りは痛みを感じやすい
人間の肌は、部位によって厚みが異なります。
特に、顔の皮膚は薄いといわれていますが、顔の中でも口周りはさらに皮膚が薄く、非常にデリケートな場所なんですね。
また、顔には多くの神経が通っているため、皮膚の薄い口周りのたくさんの神経が痛みを素早く察知するため、痛みを強く感じてしまう原因となっています。
太くて濃いヒゲにレーザーが反応しやすい
太くて濃いヒゲに脱毛効果を発揮するためには、ある程度の威力が必要です。
照射レベルを低く設定しすぎてしまうと、脱毛効果が弱まってしまい、十分な効果を実感できません。
さらに、太くて濃いヒゲはレーザーが反応しやすいため、薄い毛と比較すると痛みを感じやすいでしょう。
医療レーザーヒゲ脱毛は種類によって痛みが変わる!
医療レーザー脱毛と一言でいっても、いくつかの種類があります。
レーザーの種類によって痛みの感じ方も変わってくるため、以下にレーザータイプごとの痛みについてまとめてみました。
アレキサンドライトレーザーを使ったヒゲ脱毛の痛み
アレキサンドライトレーザーとは、医療用のシミ取りレーザー等にも使用されているレーザー脱毛器になります。
日本で最も多く導入されている医療レーザー脱毛器「ジェントルレーズPRO」は、このアレキサンドライトレーザーを使用した脱毛方法になるんですね。
冷却装置が搭載されているので、痛みや炎症を緩和することが可能ですが、黒色メラニンに反応させて発毛組織を熱で破壊していくため、「輪ゴムで強く弾かれたような痛み」を伴うのが特徴的です。
YAGレーザーを使ったヒゲ脱毛の痛み
YAGレーザーは、上記でご紹介したアレキサンドライトレーザーとメカニズムは同じですが、波長が長い特性を持ちます。
アレキサンドライトレーザーよりも皮膚の深いところまでレーザーが届くため、高い脱毛効果を得られるのが特徴的です。
しかし、脱毛効果に優れている分、大きな痛みを伴うのもYAGレーザーならではなんです。
剛毛なヒゲに効果的ではありますが、「刺すような鋭い痛み」と表現する人も多いので、痛みに弱い人には厳しいかもしれません。
蓄熱式ダイオードレーザーを使ったヒゲ脱毛の痛み
蓄熱式ダイオードレーザーは、毛根ではなく表皮から近いバルジ領域を狙って脱毛効果を発揮する、新しいタイプの医療レーザー脱毛器です。
毛乳頭を破壊するほどの熱が不要なため、低温の熱を使って、じわりじわりと発毛組織であるバルジ領域を破壊します。
高温の熱を使わないのと、表皮から近い箇所をターゲットにする分、上記2つの脱毛方法と比較すると、痛みを大きく緩和できるのが特徴的です。
「熱いコップに触れたような感じ」「テープを剥がすような感じ」
痛みをこのように表現する人が多いですが、耐えられないほどの痛みではないでしょう。
ヒゲ脱毛の痛みを緩和する3つの対策法
ヒゲ脱毛で無痛を実現させるのは難しいですが、以下の3つの方法を実践することにより、痛みを大幅に緩和することは可能です。
オプションの麻酔を利用する
クリニックの医療レーザー脱毛では、オプションで麻酔を使えるところがほとんどです。
ヒゲ脱毛で有名な「ゴリラクリニック」や「メンズリゼ」も、有料で麻酔のオプションがあります。
特に、局部麻酔注射は痛みを大きく緩和することができるため、選べる際には積極的に利用するのが良いでしょう。
メディオスターを使ってヒゲ脱毛する
上記でご紹介した蓄熱式ダイオードレーザーを使った脱毛器が、メディオスターです。
ゴリラクリニックやメンズリゼでも、メディオスターを使ったヒゲ脱毛が実施されています。
特にゴリラクリニックに関しては、脱毛器を自分で指定することができます!
痛みが軽減されたメディオスターを選ぶことにより、従来の脱毛器を使ったヒゲ脱毛よりも、快適な施術が受けられます。
光脱毛に挑戦してから医療レーザー脱毛を受ける
ヒゲ脱毛で強い痛みを感じる1つの理由として、「太くて濃いヒゲにレーザーが反応しやすい」とご紹介しました。
そこで有効となるのが、痛みが比較的穏やかな光脱毛器を使って減毛してから、医療レーザー脱毛に挑戦する方法です。
これなら、一から医療レーザーを使ってヒゲ脱毛するよりも痛みを緩和することができますし、なおかつ永久脱毛が可能となります。
レーザー脱毛の痛みについてのまとめ
今回は、医療レーザーヒゲ脱毛の痛みの理由や、痛みを緩和するための対策法をご紹介しました。
ヒゲ脱毛は痛みを伴う施術ですが、上記でご紹介したような対策法を取り入れることにより、脱毛施術中の痛みを大きく緩和することができます。
痛みが気になってヒゲ脱毛になかなか踏み出せない方は、ぜひ役立ててみてくださいね!