髭脱毛の5つのリスク!レーザー脱毛の後遺症や副作用を徹底解説!
「髭脱毛した後のトラブルはないのか?」、「脱毛して後悔した人はいないのか?」。すごく気になりますよね。
髭脱毛をしてから、万が一取り返しのつかないことになったらどうしようを解消するために、「髭脱毛をしたときの5つリスク」について徹底的に解説します。
リスクを知れば、もし何か起こっても落ち着いて行動できますし、そもそもリスクを回避することも可能です!
これからレーザー脱毛を考えている方だけでなく、すでにレーザー脱毛を受けた方も、ぜひ参考にして、安全で安心な髭脱毛ライフを送ってください。
髭脱毛による火傷(ヤケド)のリスク
レーザー脱毛は、ごくまれに肌を火傷(やけど)する場合があります。直接的な原因は、レーザーが髭のメラニン色素に反応して発する熱によるものです。
やけどの程度に差はありますが、ひどい場合、水膨れができてやけどした場所がくっきりとわかります。
レーザー脱毛は、機械でパチパチっとレーザーを照射するだけ、と考えている人も多いですが、施術はリスクをともなうものです。
そのため、施術者はやけどのリスクをなくすために、髭の太さ・密度・肌の質を見ながら、レーザー出力を調節する高い技術と経験が必要なのです。
ヤケドのリスクをなくすためには、機械のメンテナンスも重要になってきます。
レーザー熱から肌を守るため、冷却ガスを出すのがアレキサンドライトレーザーで、冷却ジェルを塗ってレーザーを当てるのがメディオスターになります。
施術価格を下げるために、老朽化した機械をメンテナンス(更新)したりせず、ヤケドになるトラブルも起きています。
値段の安さは大切ですが、安全第一です。そのためにも、信頼と実績のあるクリニックを選ばなければいけません。
ヤケドが起きる頻度はまれですが、もしヤケドしてしまっても脱毛クリニックなら医者がいるのですぐに対応をしてもらうこともでき安心です。
髭脱毛による毛嚢炎のリスク
髭脱毛をしたあと、ニキビにも似た赤くて小さなできものを発症するリスクがあります。できものは毛嚢炎(もうのうえん)といって皮膚病の一種です。
程度が軽いと自然におさまりますが、重症化するとかゆみや痛みをともなって、できものがひろがる場合もあります。
毛嚢炎は毛穴から侵入した細菌が毛包にダメージを与えて起こす炎症ですが、なぜ髭脱毛をすると毛嚢炎のリスクが高くなるかについて解説します。
その理由は、肌のバリア機能が弱まってしまうことにより起きています。
レーザー脱毛をすると、熱で肌表面が乾燥して保護機能が一時的に弱まります。
そのときに、普段は侵入してできない皮膚の常駐菌が毛穴にもぐり込み、皮膚内部で炎症を起こします。
毛嚢炎を防ぐ方法は2つあります。
毛嚢炎を防ぐ方法1:しっかりと保湿をすること
化粧水や乳液は高価なものでなくてもかまわないので、小まめな保湿を心掛けてください。これはレーザー施術前や後だけでなく、普段から保湿をすることが重要になります。
毛嚢炎を防ぐ方法2:肌を清潔に保つこと
小まめに洗顔をして細菌の繁殖を防ぎます。肌の乾燥が強い場合は、洗顔フォームを使わずにぬるめのお湯でさっとすすぐだけでも十分です。
日焼けができないリスク
レーザー脱毛前後の日焼けは禁物です。
肌に色素沈着したり、色素が抜けたりする(白くなる)ことがあります。
色素沈着とは、いわゆるシミ。脱毛後は肌表面の保護機能が低下し、紫外線の影響を受けやすいため日焼けをするとシミになりやすいのです。
逆に色素が抜ける場合もあります。日焼けした肌にレーザーを照射すると、肌のメラニン色素にレーザーが作用し、肌の色が薄くなるためです。
そのほか、日焼けによって肌が乾燥し敏感になります。肌が敏感になると、レーザーの痛みをより強く感じてしまいます。
肌のメラニン色素にレーザーが反応して、火傷・肌トラブルの原因にもなるため、もとの肌色に戻るまで施術は受けられません。
脱毛期間中は、海水浴、ゴルフ、スキーやスノボといった強い日差しを浴びるレジャーは控え、日焼けしないように注意を払ってください。
脱毛が完了する2年ほどは日焼けを気にしながら外で遊ぶことになります。
髭脱毛による硬毛化・多毛化のリスク
髭脱毛すると、まれに髭が硬くなったり(硬毛化)、髭が増えたり(多毛化)することがあります。
髭の硬毛化とは、細くて柔らかいうぶ毛が太く硬い髭になることを言います。今まで見た目には髭が生えていなかった場所から髭が生えてきたように感じます。
多毛化は、髭が増えるという意味です。レーザーを照射して毛穴が増えることはないので、実際には髭が増えるのではなく、うぶ毛が太くなることで髭が増えたと感じるのです。
いったいなぜ、髭を薄くするはずの脱毛レーザーが髭を増やすのか?
実はまだメカニズムすべてが解明されていません。
ただ、レーザーがメラニン色素に反応した熱が髭の成長細胞を刺激するからではないかと言われています。
レーザーは太く黒い髭に強く反応しますが、細い髭(産毛)には反応が弱く、処理しきれないうぶ毛の細胞が刺激されて髭が太く成長してしまう、というのが現在有力な考えです。
ヒゲが二度と生えないリスク
個人差はありますが、レーザー脱毛で髭を完全除去すると10年間はツルツルの状態です。
その後、ポツポツと髭が出てきますが、以前の太い髭には戻らないのがほとんどで、10年を過ぎても全く髭が伸びてこないこともあります。
「髭を脱毛したけど髭好きの彼女ができたから髭を伸ばしたい」と思っても髭は生えてきません。
髭が生えて来なくなったと後悔する人は意外に多いです。すべてを脱毛するのではなく、部分的に脱毛して髭をデザインしたり、間引いて薄くしたりする方法もあります。
将来のことを予測するのはむずかしいですが、脱毛の方法はいくつもあるので、よく考えてからレーザー脱毛を始めてください。
髭脱毛のリスクまとめ
髭脱毛をしたときの5つのリスクを解説してきました。
- 髭脱毛による火傷(ヤケド)のリスク
- 髭脱毛による毛嚢炎のリスク
- 日焼けができないリスク
- 髭脱毛による硬毛化・多毛化のリスク
- ヒゲが二度と生えないリスク
髭脱毛リスクについて過度に心配する必要はありませんが、こういったリスクをきちんと知ってから受けると、なにか起きたときに安心して対処することができます。
大手のクリニックでは、事前にきちんとこれらのリスク説明をしてくれますし、何か起きても医療機関なので、施術後も細やかなケアをしてくれます。
もし気になることがあれば、大手の脱毛クリニックで無料相談をしているので行ってみることをおすすめします。
おすすめの髭脱毛クリニックはこちらの記事でまとめてご紹介しています。