髭脱毛のコースが終わったのに髭が残る。再契約が必要な人と、しなくていい人の分かれ目

髭脱毛 再契約 必要 ひげ脱毛の基礎知識

脱毛コースが終わった時点で髭が残っていても、いきなりコースを再契約する必要はほとんどありません。多くのクリニックには「コース終了後1回」という割安な単発料金が用意されていて、まずはそれで1回だけ打ってみるのが一番損の少ない進め方です。

そのうえで、残っている毛がレーザーに反応するのかどうかを見てから、再契約するか決めても遅くありません。むしろ、反応を確認せずに5回コースを買い直すのが、一番お金を落としやすいパターンなんです。

5回や6回で髭が残るのは、失敗ではなく想定内です

まず前提として、髭は体毛のなかでも太くて密度が高く、毛根も深い部位です。1回のコースで終わるように設計されているわけではありません。

クリニック側が出している目安を並べると、髭剃りがラクになる・青髭が目立たなくなるレベルで8〜10回前後、ほぼツルツルまで持っていくなら15〜20回前後とされることが多いです。つまり、5回コースや6回コースは「終わらせるための回数」ではなく、「変化を実感し始めるための回数」という位置づけなんですね。もちろんこれは目安で、もともとの毛量や毛質によって必要回数は大きく変わります。

実際、コースが終わったタイミングで「思ったより残ってる」と感じる人はかなり多いです。ここで「効果がなかった」と判断してしまうと、まだ効いている途中なのにやめてしまうことになります。回数ごとにどう変わっていくのかは、ひげ脱毛で効果を実感できる回数の目安で経過を追っているので、自分がどのあたりにいるのか照らし合わせてみてください。

「再契約」と「コース終了後1回」は別物です。ここを混同すると余計に払います

コース終了後に髭を追加で打つ方法は、ひとつではありません。ざっくり3つあります。

方法 料金の傾向 向いている状況
コース終了後1回(都度払い) 通常の1回料金より安く設定されていることが多い あと数回で足りそう。まず反応を見たい
コースの再契約(追加契約) 1回あたりの単価は下がるが、まとまった額を先払い あと5回以上は確実に打つと決めている
他院で新規契約 乗り換え割などが使える場合がある 今の院の予約が取れない、機器を変えたい

たとえばメンズリゼは、公式サイトでコース終了後1回の料金を定価の半額以下に設定していると案内しています。ヒゲ全体脱毛のコース終了後1回は9,800円(税込・初回契約の方のみ適用、割引併用不可)という設定です。ただし、この単発料金が使えるのはその部位を5回以上照射した人だけという条件があります。3回コースで終えた場合は対象外になるので、契約時の回数がここで効いてくるわけです。

一方でゴリラクリニックのように、コース終了後の再契約に割引を用意しているところもあります。制度の中身はクリニックごとに違いますし、改定も入るので、詳しくはゴリラクリニックの現行プランを整理した記事も参考にしてみてください。

損か得かの分かれ目は「あと何回打つか」だけです

計算はシンプルで、都度払いの単価 × 想定回数と、再契約コースの総額を並べるだけです。

あと打つ回数 都度払いの目安(1回1万円前後で計算) 判断
1〜2回 1〜2万円 都度払い一択。再契約する理由がない
3〜4回 3〜4万円 まだ都度払いが有利なことが多い
5回以上 5万円〜 再契約のコース料金と比較する価値あり

ここで多くの人がやってしまうのが、「どうせまだ残るだろうから」と先に5回コースを買い直すパターンです。ところが実際には、あと2〜3回で気にならないところまで落ち着く人も普通にいます。先に契約すると、余った回数は途中解約するしかなくなり、解約手数料が引かれます。回数の見積もりを外したときの損は、都度払いより再契約のほうが大きいんですね。料金プランの見え方で判断を誤りやすい話は髭脱毛の料金プランの罠でも触れています。

再契約する前に、残っている毛がレーザーで減る毛かどうかを確かめてください

ここが一番大事なところです。追加でお金を払っても効果が出にくい残り方があります。

医療レーザーは毛の黒い色素に反応して熱を出す仕組みなので、色素が薄くなった毛には効きにくいという限界があります。回数を重ねた人の顔に残っている毛は、初回のときのような太い黒毛ではなく、細く色の薄い毛に変わっていることが少なくありません。この状態で同じ機器を打ち続けても、進みは鈍くなります。

残っている毛の状態 追加照射での見通し 先に検討したいこと
太くて黒い毛がまとまって残っている 反応しやすい。追加の価値が高い そのまま回数を足す
一部だけ帯状・線状に残っている 打ち漏れの可能性がある 保証期間内なら無料再照射の対象か確認
細く色の薄い毛がまばらに残る レーザーの反応が鈍くなりやすい 機器の変更、またはニードル脱毛の相談
白髪が混じっている レーザーはほぼ反応しない 回数を足しても変わりにくい。医師に相談
照射した周辺の毛が太くなった 硬毛化の可能性がある 硬毛化保証の有無と条件を確認

この見極めをせずに再契約すると、「10回追加したのに最後の2割が減らない」という結果になりかねません。判断は自分では難しいので、再契約を決める前に診察で毛の状態を診てもらうのが確実です。多くのクリニックはコース終了後の状態確認を無料または診察料内で受け付けています。効果の出方には個人差があり、毛質や肌質によって結果は変わるので、不安がある場合は必ず医師に確認してください。

「効かなくなった」と感じる原因が、機器側にあることもあります

蓄熱式(メディオスターなど)で進めてきた場合、残った太い毛に対しては熱破壊式のアレキサンドライトやヤグに切り替えたほうが進みが早い、というケースがあります。同じクリニック内で機器を変えられるなら、再契約より先にそちらを相談してみる価値があります。逆に機器指定ができない院なら、他院への乗り換えを検討する理由になります。

契約が生きているうちに使い切っておきたいものがあります

再契約するかどうか迷っている間に、期限で消えてしまうものがあります。

ひとつはコースの有効期限です。メンズリゼは有効期限を5年と案内していますが、クリニックによって年数はまちまちで、短いところでは1〜2年のこともあります。残回数があるのに期限切れで消滅するのは、一番もったいない失い方です。

もうひとつは保証です。打ち漏れの再照射や硬毛化への対応は、コース契約者向けの保証として期間つきで提供されているのが一般的です。コースが終わって都度払いに切り替えたあとは対象外になることもあります。硬毛化が疑わしいと感じているなら、契約が有効なうちに申し出ておいてください。

それから、間隔の空けすぎにも注意です。回数を重ねた後半ほど毛周期は長くなるので、9〜12週程度あけたほうが効率がいい段階に入ります。ただし「行けるときに行く」で半年空けてしまうと、有効期限のほうが先に来ます。施術間隔の考え方は髭脱毛のベストな施術間隔にまとめています。

数年後に生えてきた場合の再契約は、また話が別です

ここまではコース直後の話でしたが、「一度きれいになったのに、数年経って生えてきた」という理由で再契約を考えている人もいますよね。

医療脱毛でも、生涯にわたって1本も生えないという状態は現実的ではありません。ホルモンの影響や加齢で新しい毛が動き出すことはあります。ただし、この場合に戻ってくるのは元の毛量ではなく、ごく一部です。フルのコースを組み直すのではなく、年に1〜2回のメンテナンス照射で足りることがほとんどです。ここでコース契約を勧められたら、なぜ単発では足りないのかを必ず聞いてください。数年後の状態については髭脱毛から5年後にどうなったかで体験者の声をまとめています。

再契約するかどうかは、この順番で確認すれば決められます

迷ったときは、次の順に潰していくと判断が早いです。

確認する順番 見るところ ここで決まること
1 残っている毛が太い黒毛か、細く色の薄い毛か そもそも追加照射で減るのかどうか
2 コース終了後1回の料金と、その適用条件 再契約せずに続けられるか
3 いま思い描いているゴールが「髭剃りをラクに」か「ツルツル」か あと何回必要か
4 3の回数 × 都度料金と、再契約コース総額の比較 どちらが安いか
5 有効期限、保証、予約の取りやすさ 同じ院で続けるか乗り換えるか

この5つのうち、最初に見るべきなのは1番です。ここを飛ばして料金だけで比較すると、「安く追加できたけど毛が減らなかった」という結末になります。逆に、太い毛がしっかり残っているなら追加照射は素直に効きますし、あと何回かの見通しも医師に聞けば出してもらえます。

そして、その場で契約を決めなくて大丈夫です。コース終了後の追加は期限内ならいつでも申し込めます。まず1回だけ打って、抜け方を確認してから残りを決める。これが一番失敗しにくい進め方です。仕上がりの感じ方や必要な回数には個人差がありますので、判断に迷う場合はカウンセリングで医師に相談してみてください。

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