ヒゲ脱毛で口周りのシミは悪化する?それとも改善する?噂の真相を大検証
男も年齢を重ねていくと、シミが気になるものですよね!
「20代にはなかったのに30代になってからシミが目立つようになった」
「口周りのシミが目立って恥ずかしい」
こんな声をよく耳にしますが、口周りのシミはヒゲ脱毛で悪化するなんて噂もあるんですね。
しかし、この噂とは真逆の「ヒゲ脱毛はシミが消える」といった情報もあります。
果たして真相は、いったいどちらが正しいのでしょうか。
今回の記事では、
・口周りにシミができる原因
・口周りのシミはヒゲ脱毛で悪化する?それとも改善する?
この2つに注目しながら、ヒゲ脱毛でシミを消したい人に役立つ情報も併せてご紹介します!
口周りにシミができる原因とは?
年齢を重ねていくことで口周りにシミができやすくなる理由は、主に次の3つが挙げられます。
紫外線によるメラニンの過剰生成
紫外線によってシミが発生するのは、多くの人がご存知ですよね。
しかし、なぜ紫外線を浴びるとシミができやすいのか知っていますか?
答えは非常にシンプルで、紫外線を浴びることにより「チロシナーゼ酵素」を活発にするからです。
このチロシナーゼ酵素は、メラニンを過剰生成させます。
私たちの肌の奥底にある「基底層」と呼ばれる部分でメラニンが過剰生成され、肌のターンオーバー(肌再生サイクル)によって、表面にある「表皮」まで押し上げられるんですね。
そのまま排出されてしまえば、シミとして定着することはありませんが、ターンオーバーが正常な周期で起こらなかったり、メラニンの生成量が多すぎたりすると、シミになります。
つまり、紫外線を浴びる機会が多ければ多いほど、シミを発生させるリスクが高まるわけです。
さらに男性の場合、女性のようにこまめな紫外線対策を行いません。
日焼け止めを塗らずに外を出歩く機会も多いため、紫外線の影響をもろに受けてしまいます。
特に皮膚の薄い口周りは、より強い紫外線ダメージを受けやすくなり、シミが発生しやすいでしょう。
誤ったヒゲ処理による皮膚の炎症
メラニン生成を活性化してしまうのは、紫外線だけではありません。
身だしなみとして、頻繁に行っているヒゲ処理により、皮膚が炎症を引き起こしてメラニンを過剰に生成させます。
特に気をつけたいのは、次の2つです。
✅古いカミソリの刃を使った髭剃り
まず、毛抜きを使ってヒゲを抜くと、肌に瞬発的な強いダメージを与えます。
このダメージがメラニン生成のスイッチとなって、シミを作るきっかけになってしまうんですね。
さらに、カミソリの刃をこまめに交換しない状態で髭剃りを行っていると、皮膚に傷がつきやすくなり、同じくメラニン生成のきっかけを作ります。
ストレスや喫煙による活性酸素の増加
人間関係によるストレスや喫煙により、体内に活性酸素が増加すると、肌細胞が酸化を引き起こして老化現象を加速させます。
すると、肌の再生能力であるターンオーバー周期が長くなってしまい、シミを作りやすくなるんですね。
本来なら活性酸素は、体内に侵入した有害物質を攻撃してくれる非常に優秀な存在です。
しかし、活性化されて量が増えてしまうと、健康な細胞まで攻撃してしまいます。
特に男性は、職場でのストレスが多かったり、女性よりも喫煙率が高かったりするため、シミを作りやすいのが特徴的です。
口周りのシミはヒゲ脱毛で悪化する?改善する?
近年、高い人気を集めているヒゲ脱毛ですが、もしもシミを発生させる原因になるのだとしたら、気軽な気持ちで始められないですよね。
結論からお話しすると、ヒゲ脱毛でシミが悪化する可能性は非常に低いので、ご安心ください。
なぜなら、ヒゲ脱毛で使用する光やレーザーには、シミを作り出すメカニズムがありません。
しかし、ヒゲ脱毛の施術後は肌が非常にデリケートな状態となっているため、このときに紫外線を浴びてしまうと、シミを発生させやすくなるのは事実です。
つまり、ヒゲ脱毛後にシミができたと感じている人の多くは、ヒゲ脱毛が直接的な原因ではなく、ヒゲ脱毛後のメンテナンスを怠ることにより、発生させやすくしているんですね。
また、ヒゲ脱毛後にシミが改善されたと感じている人は、脱毛器から照射される光やレーザーに改善効果が期待できるからです。
脱毛サロンでよく見かける「IPL光脱毛」には、美容クリニックで薄いシミやくすみの改善治療として行われている「フォトフェイシャル」と、同じ効果を期待できます。
さらに、医療レーザー脱毛の種類の中に「アレキサンドライトレーザー」がありますが、こちらはシミ取りレーザーにも利用されています。
もちろん、脱毛用とシミ取り用では出力が異なるため、全く同じ効果を期待できるわけではありませんが、シミに対しての副効果を期待することができるでしょう。
ヒゲ脱毛でシミを消したい場合の注意点!
ヒゲ脱毛によって、シミに対する改善効果を狙いたいのであれば、次の3つの注意点を覚えておいてください。
光脱毛ではなく医療レーザー脱毛を選ぶ
先ほどお話ししたように、脱毛サロンのIPL光脱毛であれば、薄いシミやそばかすに対して改善効果を期待できるかもしれません。
しかし、医療レーザーと比較すると出力が弱いため、副効果を感じにくいのが現状です。
そこでおすすめなのは、やはりクリニックの医療レーザー脱毛になります。
クリニックの医療レーザー脱毛なら、ヒゲ脱毛に対しても短い期間と回数で高い効果を期待できるため、一石二鳥です!
アレキサンドライトレーザーを使う
クリニックの医療レーザー脱毛には、いくつかの種類があります。
この中で最もシミへの副効果を期待できるのは、アレキサンドライトレーザーです。
アレキサンドライトレーザーを使った医療レーザー脱毛器「ジェントルレーズ」は、湘南美容クリニックやゴリラクリニックで取り扱いがあります。
脱毛中は紫外線対策を徹底する
ヒゲ脱毛後にシミが発生する大きな原因となるのが、紫外線です。
脱毛後の肌は軽い炎症を引き起こしており、見た目には変化がなかったとしてもダメージを受けている状態です。
肌表面にあるバリア機能も低下しているため、この時期に紫外線を浴びてしまうと、もろに影響を受けてしまうんですね。
ヒゲ脱毛中は、できる限り紫外線対策を徹底しましょう。
日焼け止めをこまめに塗るのが面倒な人は、マスクなどでガードするのも1つの方法ですね。
また、最近では飲む日焼け止めも販売されるようになりました。
こちらは、抗酸化作用の強い天然由来成分が配合されているサプリメントとなり、60〜70%の紫外線を予防できるといわれています。
日焼け止めと併用することにより、高い予防効果を期待できるかもしれませんね!
まとめ
今回は、男性の口周りにシミができやすい原因や、ヒゲ脱毛によってシミが悪化するのか、改善するのかについてご紹介しました。
ヒゲ脱毛が完了した後は、シェービングの手間を省くことができるため、誤ったヒゲ処理を防ぐことにもつながります。
シミができやすい原因を減らし、さらに光やレーザーによるシミ改善効果も期待できるため、かなりおすすめです。
✅口周りのシミを少しでも改善したい
✅口周りのシミをこれ以上悪化させたくない
このようにお考えの方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしていただきながら、ヒゲ脱毛に挑戦してみてくださいね!