【知って得する豆知識】髭脱毛の効果はジュール設定で大きく変わる?!医療レーザー脱毛器の仕組みを解説
髭脱毛を始める際には、誰もが少しでも早く脱毛効果を実感したいと考えますよね。
しかし実際には、クリニックの医療レーザー脱毛でも、繰り返し何度か施術を受けないと、目に見える脱毛効果を実感できないこともあります。
そこで覚えておきたいのが、医療レーザー脱毛器の照射パワーを調節する「ジュール設定」です。
自分に合ったジュール設定を正確に見極めてもらうことにより、高い脱毛効果を期待することができます!
それではさっそく、ジュール設定について詳しく見ていきましょう。
ジュール設定とは?
クリニックで行われている医療レーザー脱毛器を使った施術では、必ずジュール設定が必要となります。
画像の赤枠で囲った部分が、ジュール設定をするボタンと表示です。ボタンは押されすぎて、テープで補強がされていますね。この場合は、8ジュールに設定されています。
このジュール設定とは、冒頭でご紹介したとおり、レーザーから照射される出力パワーを調整することができる機能です。
パワーが、高ければ高いほど発毛組織を破壊する威力は強くなりますが、肌色や肌質に合っていないと、火傷を引き起こす危険性もあるんです。
このようなリスクを軽減し、確かな脱毛効果を発揮するためにも、クリニック側は適切なジュール設定に調節してから脱毛の施術を行います。
人によってジュール設定が違うのはなぜ?
ジュール設定は、一人ひとりに合った脱毛を行うために必要な機能です。
同じ日本人であっても、肌の色は微妙に異なります。
生まれつき肌が白い色白の人もいれば、色素の濃い地黒の人も存在しますよね。
このような違いがあるにもかかわらず、同じジュール設定で施術を行ってしまうと、脱毛効果に差が出るのはもちろん、肌トラブルリスクを引き起こしてしまいます。
このようなリスクを減らし、可能な限り効果を高めるために、個々に合わせたジュール設定は必要です。
ジュール設定は高いほど脱毛効果がある?
先ほど、ジュール設定は高ければ高いほど発毛組織を破壊するパワーが強いとご紹介しました。
そのため、ジュール設定が高いと脱毛効果も高くなるといった考えは、決して間違いではありません。
しかし、クリニックが導入している医療レーザー脱毛器にはいくつかの種類が存在します。
例えば、多くのクリニックで導入しているのが、日本人の肌質に最も適しているといわれる「アレキサンドライトレーザー」です。
アレキサンドライトレーザーは、他の医療レーザー脱毛器と比較すると、755nmと波長が短めです。
通常の体毛や、髭に対して高い脱毛効果を発揮する特徴があるんですね。
一方、波長が最も長い1064nmのヤグレーザーは、表皮に近い浅い箇所ではなく、深い箇所により高い脱毛効果を発揮します。
この特性から、アレキサンドライトレーザーでは届きにくい根深い体毛や髭に、より優れた効果を期待することができるんです。
この2つのレーザーは、最大出力や波長が異なるため、ジュール数だけで単純に脱毛効果を比較することができません。
また、ジュール数が高くなるに伴い、火傷の危険性が高まります。
医療レーザー脱毛器は、黒色メラニン色素に反応するメカニズムがあるため、肌が黒い人はジュール設定を低くする必要がありますし、色が白い人は高めに設定することで、適切な脱毛効果を得ることができるんですね。
脱毛する部位によっても、しっかりと見極めながらジュール設定を行わなければいけません。
したがって、脱毛効果はジュール数と100%比例するわけではないと、考えるのが正しいでしょう。
希望のジュール設定で髭脱毛してもらう3つの対策法
ジュール設定は、専門的な知識を駆使しながら適切に見極める必要があるため、クリニック側にお任せするのが1番です。
しかし、何度も施術しているのになかなか脱毛効果が実感できないといった不信感を抱くケースもありますよね。
このような場合、以下の3つを心がけることにより、希望のジュール設定で脱毛してもらえる可能性が高まります。
どんなジュール設定で脱毛したのか記録しておく
クリニックの、医療レーザー脱毛を使った髭脱毛に挑戦中の方は、自分がどんなジュール設定で脱毛したのかを確認しておきましょう。
脱毛器に表示されているジュール数をしっかりとメモし、その後の脱毛効果がどのくらいだったかを自分自身で検証します。
肌が赤くなったり、軽い火傷のような状態になったりした場合には、ジュール数が高すぎた可能性があるんですね。
また、脱毛効果をほとんど実感できなかった場合には、ジュール数が低い可能性も考えられます。
自分に最も適したジュール数がどのくらいなのかを把握しておけば、それをクリニック側に明確に伝えることで、希望のジュール設定で施術してもらえる可能性が高くなるでしょう。
日焼けしないように気をつける
明らかに日焼けして赤くなっている状態では、脱毛の施術を断られてしまう可能性が高いですが、少し小麦色になったくらいであれば、通常とおり脱毛の施術が受けられます。
しかし、肌色が変化した際には、火傷リスクを軽減するために、ジュール設定を低くされる可能性が高いです。
安全に脱毛するためには仕方がない判断ですが、これだと脱毛効果が低下してしまう可能性があるんですね。
このような事態を避けるためにも、脱毛中はできる限り日焼けしないように気をつけましょう。
脱毛に通う間隔を空けすぎない
脱毛に通う間隔が空きすぎてしまうと、脱毛器を照射した際の肌の反応を見るために、ジュール設定を低くされる可能性があります。
適切な間隔で通えていれば、徐々にジュール設定を高めてもらうことも可能なので、間隔は空けすぎないようにしてください。
適切なジュール設定で施術可能なクリニックの見分け方
医療レーザー脱毛を行っているクリニックの中には、火傷リスクを考慮してあえてジュール設定を低くしている場合があります。
また、クリニックによっては、回数を多くするために、わざとジュール設定を低くする可能性も考えられます。
このような脱毛効果を実感しにくいクリニックを選ばないためには、適切なジュール設定で施術してもらえる脱毛クリニックかを、見極めなければいけません。
そこで注目したいのが、実際に脱毛を体験した人の口コミと、要望に合わせて柔軟に対応してもらえるかです。
例えば、髭脱毛の満足度が高いクリニックとしてよく挙げられているメンズリゼでは、公式サイトに次のような記載がありました。
「メンズリゼでは、徹底した研修制度により、男性患者様一人一人の多種多様なご要望にお応えできる経験と知識があります。」
https://www.mens-rize.com/stance/design.html
毎回照射前には、肌の色の確認を徹底し、それに合わせたジュール設定を行っています。
このような、手間のかかる作業を省かずに徹底するからこそ、高い口コミ評価につながるんですね。
メンズリゼに限らず、優良クリニックではこのような取り組みをしっかりと行っています。
脱毛費用だけにとらわれず、このような細かいポイントにもしっかりと目を通すようにしてください!
ヒゲ脱毛の効果がでるジュール設定のまとめ
今回は、髭脱毛の効果を大きく左右するジュール設定についてご紹介しました。
初回は、どのクリニックでも出力を弱く設定しています。
状態を見ながら徐々に出力を高めていくため、最初から自分に最適なジュール数で脱毛できるわけではありません。
しかし、明らかに脱毛効果が低いと感じた場合には、上記でご紹介した3つの対策法をぜひ参考にしてみてください!