【口コミあり】男性も将来に備えて脱毛すべき?介護脱毛の範囲や必要性を徹底解説!
男の脱毛といえば、「美意識が高い」「若い世代に人気がある」といったイメージが根強いですよね。
しかし最近では、中高年でも脱毛を開始する人が増えていることをご存知ですか?
なぜ、幅広い年代層からメンズ脱毛が注目されているのかというと、将来の介護について真剣に考える人が増えたからです。
若いうちは、自分がいつか介護される側になるなんて想像もつきません。
ですが、老化を感じ始める年代に突入したり、自分が親の介護をして思うことがあったりしたことをきっかけに、介護脱毛が頭をよぎるようになります。
そこで今回は、年々増加傾向にある男性の介護脱毛についてご紹介します。
- 男も介護脱毛をする必要があるのか
- 介護脱毛の施術範囲が知りたい
このような疑問を抱いている方は、必見です!
介護脱毛とは?
そもそも介護脱毛とは、排泄が自分でできなくなった際の介護を見据えて、デリケートゾーンに生える陰毛を中心に処理する施術を指します。
最近では、メディアでも大きく紹介されるようになり、「介護脱毛」や「終活脱毛」といった言葉をよく耳にするようになりました。
介護脱毛は、45歳以上の男女を中心に2010年から2019年までの期間で23.9倍まで増加しています。
45歳以上の男女の患者さまの数は2010年から2019年にかけて23.91倍と急増していて、現在もその来院者数は増え続けています。
参考URL: https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/report/kaigodatsumo/
ちなみに、介護脱毛といった言葉は、脱毛業界でも徐々に浸透しつつあります。
2017年に脱毛クリニック大手の「リゼクリニック」が、介護を見据えたVIO脱毛を「介護脱毛」と命名したのがきっかけです。
「脱毛 = 若い人が行うもの」
2020年の今現在、このような常識は少しずつ変化しています。
男性も介護脱毛するべき?
介護脱毛は、上記でご紹介したとおり中高年を中心に話題を集めるようになりました。
しかし、はたして男性も介護脱毛について真剣に考えるべきなのでしょうか。
男性は、女性と違って陰部が突起してるから大丈夫だと思われる人もいますよね。
そこで、男性の介護脱毛が世間一般的にどのように思われているのか、Twitterに寄せられている口コミをいくつかまとめました。
「全身脱毛したいが今更大金かけるのはなぁ、、、って思ってたけど、最近は「介護脱毛」という言葉がある事をビックリした。
男も女も下の毛はない方が介護しやすいわな
白髪になったら脱毛しにくいみたいだし、真剣に検討しよう」
https://mobile.twitter.com/shisyamo28/status/1163512525821845504
「介護の世界では、介護される側は正直男も女もパイパンが喜ばれます。
何故か?排泄介助する時、性器の回りに毛があると便が絡み付き、綺麗に拭き取りができず、衛生面でマイナスだからです。パイパンの人は清潔さを保てます。」
https://mobile.twitter.com/ero_kaigoshi/status/1024201314295668737
「介護脱毛はしておきたいとは思ってる
肛門周囲の毛って入浴介助の際、介護者にとっては大変なんだってさ」
https://mobile.twitter.com/oneoneboyboy/status/1153640359714422784
このような世論を見るかぎり、性別関係なく介護脱毛は真剣に検討した方が良さそうですね!
男性も介護脱毛した方が良いのはなぜ?
ここまでお話しした内容では、
- 将来の介護を見据えて行うもの
- 性別関係なく取り入れた方が良い
介護脱毛について、この2点が明確になりました。
しかし、男性が介護脱毛した方が良い具体的な理由が紹介されていません。
そこで、男性も介護脱毛した方が良い理由を、以下に3つピックアップしたので、一つ一つ解説していきますね。
陰部のニオイが軽減される
陰部は、どんなに清潔にしているつもりでも、汗や皮脂による蒸れにより、嫌なニオイを発生させます。
さらに、人によっては「スソガ」と呼ばれる強烈なニオイを発している可能性があるんです。
人間の体には、汗の出口となる「汗腺」があります。
この汗腺には、
- エクリン汗腺
- アポクリン汗腺
この2種類が存在し、アポクリン汗腺はネバネバとしたタンパク質や、脂肪を含む汗を分泌してしまいます。
その汗と皮膚に存在する雑菌が混ざり合うことで、特有の嫌なニオイを発生させてしまうんです。
陰部には、アポクリン汗腺が多く分布されているため、この特有のきついニオイが発生してしまう人も少なくありません。
これがいわゆる、スソガと呼ばれる症状です。
しかし、脱毛によって陰部の毛がなくなれば、通気性が良くなり、高温多湿の環境が改善されます。
蒸れにくい環境が整えば、たとえアポクリン汗腺から汗が分泌してしまっても、雑菌と混ざり合う機会を大きく減らすことができるんです。
陰部の嫌なニオイは大幅に軽減できるため、介護される側も介護する側も、安心できますね。
排泄物が陰毛に絡みにくくなる
先ほどご紹介したTwitterの口コミにもありましたが、介護時に大きなネックとなるのが、排泄物が陰毛に絡みつくことです。
自分自身で排泄ができなくなっている状態では、紙おむつに頼るしかありません。
しかし、紙おむつに排便すると、肛門周辺に生えている毛や陰毛に汚物が絡みつき、拭き取るのが大変です。
介護される側も恥ずかしい気持ちになりますし、介護する側も負担が大きくなってしまうんですね。
これを考えると、赤ちゃんのように毛が生えていない状態に介護脱毛で整え、お互いの精神的負担や肉体的負担を減らすのが最善です。
毛ジラミ症を予防できる
介護が必要になる環境に陥ると、陰部を自分自身で清潔に保つのが難しくなります。
すると、何らかのきっかけで陰毛に感染した毛ジラミが、大量発生してしまう可能性も出てくるんですね。
このような際の予防策としても、介護脱毛は有効です。
男性の介護脱毛範囲とは?
男性の介護脱毛の範囲は、V・I・Oと呼ばれるエリアです。
では具体的に、どこからどこまでの範囲を指すのか、以下をご覧ください。
Vライン(ビキニライン)
Vラインは、体を正面から見た際に恥骨周辺にある逆三角形のエリアを指します。
いわゆる陰毛と呼ばれる部分ですね。
デリケートゾーンの中で、最も多く毛が生えており、1本1本が太いのも特徴的です。
通常は、男性のVラインに排泄物が付着してしまう可能性はそこまで高くありません。
ですが、おむつを着用している介護時になると、尿が付着しやすくなりますし、汗が付着して嫌なニオイを発生させます。
介護脱毛では、Vラインをツルツルに整えてしまうのが理想的ですが、温泉に行ったとき等に恥ずかしい思いをする人も多いので、抵抗がある人は量や範囲を、脱毛によって調整するのが良いですね。
Iライン(陰部横)
Iラインは、陰部の横に生えている毛です。
男性の場合は、玉袋から肛門前までのエリアを指します。
この部分に生える毛は、尿が付着しやすいだけでなく、おむつ装着時には便が絡みつく可能性が出てきます。
他人から見られにくい場所となるので、介護脱毛ではツルツルにしてしまうのが良いでしょう。
Oライン(肛門周辺)
Oラインは、肛門の周りに生えている毛を指します。
女性ではあまり見かけませんが、男性はホルモンの影響で肛門周辺に濃い毛が生えやすいんですね。
便が頑固に絡みつき、なかなか拭き取ることができないため、こちらもIライン同様にすべて処理するのが理想的です。
男性の介護脱毛はクリニックとサロンのどっちを選ぶべき?
男性の介護脱毛(VIO脱毛)は、クリニックでも脱毛サロンでも、施術を受けることができます。
どちらにもメリットとデメリットがあるため、自分に向いている方で脱毛するのが一番ですが、安全性にこだわる人はクリニックを選んだ方が良いかもしれません。
クリニックでは、医療資格を持つ看護師が施術を行うのが一般的です。
脱毛サロンのように、資格を持たない人が施術を行うわけではないため、何かあった際にも迅速に対処することができます。
また、クリニックには常に医師が常駐しています。
脱毛施術中や、脱毛施術後に何らかのトラブルが発生した際には、医師による診察や治療をスムーズに受けられるのが魅力的です。
介護脱毛のまとめ
今回は、男性の介護脱毛を中心にご紹介しました。
高齢化社会が加速する今後は、さらに介護脱毛を希望する方が増えることが予想されます。
将来を見据えて脱毛するのであれば、「蒸れにくい」「ニオイが軽減される」といったメリットを長く得るためにも、できるだけ早く挑戦しましょう!